バーチャルライバーグループ・にじさんじを運営するANYCOLOR株式会社が6月8日、東京証券取引所グロース市場に上場した。
併せて資料「事業計画及び成長可能性に関する事項」を開示(外部リンク)。ANYCOLOR社のコーポレートミッションや会社概要、事業内容、投資ハイライト、財務状況などが全39ページのスライドにまとめられている。
アイドルと比較して「属人的なリスクの排除」できると説明したり、YouTuberと比較して「IPとして、コマースやタイアップ広告等の事業展開が可能」と説明したりと、VTuberの特徴がビジネス的な観点からも述べられている。
今回開示された資料では、「にじさんじ」のユーザー基盤についても発表。
それによると、最近の展開を象徴するかのように、43万アカウント存在する「ANYCOLOR ID」の男女比は男性44%に対して女性56%と、女性層が男性層を上回る結果となった。
「ANYCOLOR ID」とは、「にじさんじオフィシャルストア」や「にじさんじFAN CLUB」の利用時に必要となるID登録であり、今回の男女比や年齢比は、登録時の内容が参照されている。
2021年5月1日から2022年4月30日までの2022年4月期の業績は、第3四半期までで売上高が101億5900万円、純利益が20億5900万円を記録。
2021年4月期の純利益が9億3700万円だったことと比較すると、前年比ですでに2倍以上となっている。
併せて資料「事業計画及び成長可能性に関する事項」を開示(外部リンク)。ANYCOLOR社のコーポレートミッションや会社概要、事業内容、投資ハイライト、財務状況などが全39ページのスライドにまとめられている。
改めてANYCOLOR社が考える「VTuber」を定義
本資料のイントロダクションでは、投資家・金融機関・取引先などに向け、改めてANYCOLOR社が考えるバーチャルYouTuber(VTuber)を定義。アイドルと比較して「属人的なリスクの排除」できると説明したり、YouTuberと比較して「IPとして、コマースやタイアップ広告等の事業展開が可能」と説明したりと、VTuberの特徴がビジネス的な観点からも述べられている。
女性ファンが男性ファンを上回る?
近年にじさんじは、同じくVTuberシーンを牽引するVTuber事務所・ホロライブプロダクション(運営・カバー株式会社)と比べると、葛葉さんや叶さんら男性VTuberの活躍が目立つ。今回開示された資料では、「にじさんじ」のユーザー基盤についても発表。
それによると、最近の展開を象徴するかのように、43万アカウント存在する「ANYCOLOR ID」の男女比は男性44%に対して女性56%と、女性層が男性層を上回る結果となった。
「ANYCOLOR ID」とは、「にじさんじオフィシャルストア」や「にじさんじFAN CLUB」の利用時に必要となるID登録であり、今回の男女比や年齢比は、登録時の内容が参照されている。
純利益は前年比ですでに2倍以上
また、開示資料とは別に、ANYCOLOR社の財務状況も公開されている(外部リンク)。2021年5月1日から2022年4月30日までの2022年4月期の業績は、第3四半期までで売上高が101億5900万円、純利益が20億5900万円を記録。
2021年4月期の純利益が9億3700万円だったことと比較すると、前年比ですでに2倍以上となっている。
VTuberとビジネス
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1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:5511)
サロメ様がおりませんですわ……