TikTok、投稿動画の長さを最大10分に 短尺動画アプリから転換か

TikTok、投稿動画の長さを最大10分に 短尺動画アプリから転換か
TikTok、投稿動画の長さを最大10分に 短尺動画アプリから転換か

Photo by Alexander Shatov on Unsplash

POPなポイントを3行で

  • TikTok、投稿できる動画の長さを10分に拡大
  • 「より創造性が発揮されることに期待」
  • TechCrunchはじめ複数海外メディアが報道
ショートムービープラットフォーム・TikTokが、投稿できる動画の長さを最大10分に変更することを、TechCrunchはじめ複数海外メディアが報じている。動画の長さの変更オプションは、今後数週間で世界中のユーザーに提供されるという(外部リンク)。

CNETの記事によれば、TikTokの広報担当は「今日、私たちは10分までの動画をアップロードする機能を展開し始めることにワクワクしています」とコメント。今回の変更によって、世界中のTikTokクリエイターがよりクリエイティブな可能性が解き放つことを期待するとしている(外部リンク)。

現在TikTokの動画の最大の長さは3分で(2021年7月に変更)、それ以前は15秒から60秒となっていた。

ユースカルチャーの源泉「TikTok」

@yuraneko_ #陽キャjkに憧れる陰キャjkの歌 #踊ってみた #APEX #APEX起動した回数未だ4回 #VALORANT #しか勝たん #ゲーム環境 #パソコン環境 #ゲーム部屋 ♬ 陽キャJKに憧れる陰キャJKの歌 - 音莉飴

気軽に観ることができ、かつ中毒性のある短尺動画で若年層を中心に支持されるTikTok。

アプリの調査会社Apptopiaによれば、TikTokは2020年に世界で最もダウンロードされたアプリとなった。また米・App Annieの調査では、2021年も同様に世界で最もダウンロードされたアプリと発表されている。

フォロワー数などクリエイターのブランド力が直接影響しない独自のレコメンドシステムにより、TikTok発のバイラルヒットがいくつも誕生。現代のユースカルチャーに無視することができない影響を与えている。

短尺動画として人気を集めているTikTokは当初15秒や60秒といった、文字通り短い動画を投稿するプラットフォームとして登場。しかし前述のように2021年7月には投稿できる動画の長さを3分に拡大、そして今回は10分と、直近で尺を拡大する動きが続いている。

一方で、競合他社はTikTok人気の影響からか、Instagramはリール、YouTubeは「YouTubeショート」と、どちらも短い動画の投稿機能を充実させている。

TikTok発、新世代カルチャー最前線

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