『MTG』『デュエマ』開発のWotC社長、親会社ハズブロCEOに就任

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『Magic: The Gathering』

POPなポイントを3行で

  • WotC社長のクリス・カークスが親会社のCEOに
  • 『MTG』『デュエマ』開発するWizards of the Coast
  • 「当社はビジネス界で最も優秀でクリエイティブ」
Wizards of the Coast(WotC)社の社長および最高執行責任者(COO)のChris Cocks(クリス・カークス)さんが、親会社である玩具メーカー・Hasbro(ハズブロ)社のCEO(最高経営責任者)および取締役に就任することが発表された。

クリス・カークスさんは、10月にハズブロ社のCEOを長年つとめていたBrian Goldner(ブライアン・ゴールドナー)さんが逝去した後、暫定CEOとして任命されたRich Stoddart(リッチ・ストッダート)さんを引き継ぐ。

WotC社は、TCG『Magic: The Gathering』や『デュエル・マスターズ』、TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の開発・販売で知られており、同社の新社長も数週間のうちに指名される。

ウィザーズ社長がハズブロCEOに就任

Wizards of the Coast社/画像は公式Twitterより

クリス・カークスさんは、2016年にMicrosoft社からハズブロ社に移籍し、WotC社の社長およびCOOに就任。

『Magic: The Gathering』や『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の2大事業を主導するとともに、新たにデジタルゲーム事業を展開。同社のデジタル販売ビジネスと新規IPのパイプラインをさらに発展させた。

その結果、同社の収益は2倍以上に。2020年にはコロナ禍の影響でハズブロ社の純収益が減少したにも関わらず、WotC社2019年から24%増の8億1600万ドルの収益を上げ、2021年には10億ドルを突破する見込みとなっている。

それを受け、ハズブロ社は組織再編を発表し、WotC社はHasbro(ハズブロ)社の一部門「Wizards & Digital」に再編成。クリス・カークスさんは、デジタル・ゲーム部門の社長兼最高執行責任者(COO)もつとめていた。 今回の発表を受け、クリス・カークスさんは、「ハスブロは、素晴らしいブランド、才能あるストーリーテラー、ユニークなエンターテインメント資産を有しています。この重要な時期にCEOのポジションに就き、ブライアンが築いた強固な基盤を構築することに、身の引き締まる思いがします。」とコメント。

「当社のコンシューマー製品、ゲーム、エンターテインメントのチームは、ビジネス界で最も優秀でクリエイティブであり、信じられないほどの回復力を見せてくれました。経験豊富なシニアマネジメントチームとともに、遊びとエンターテインメントを再構築し、世界中のあらゆる世代のご家族やファンの皆様に体験をお届けしていくことを楽しみにしています」と締めくくっている。

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