ゲーム実況やe-Sportsなどの盛り上がり・発展に伴い、ゲーミングデバイスや配信機材など、周辺アイテムの需要も増しつつある。
ゲーマーウェアと呼ばれるアパレルもそのひとつで、ゲーミングデバイスメーカーやスポーツブランド、さらには世界的に名の知れたハイブランドが、新たなニーズに応えようと参入を進めている。
アメリカ生まれのスポーツブランド・Kaepa(ケイパ)は、人気ストリーマー・はつめさんをブランドアンバサダーに迎え、彼女がプロデュースするコラボアイテムを、「Kaepa esports」として2021SS(春夏)から展開。 コンビニなどちょっとした外出に使いやすい、いわゆる「ワンマイルウェア」を意識した従来のゲーマーウェアのイメージから離れた斬新なコンセプトが特徴だ。12月15日からはAW(秋冬)の販売がスタートした。
ゲーマーならではのこだわりを制作初期から反映したというはつめさんは、プロゲーミングチーム・父ノ背中に所属する『ストリートファイターV』プレイヤーを経て、現在はストリーマーとして活動。競技シーンを経て、ストリーマーとしてゲームに触れる彼女は、“プロ”という言葉への葛藤を語りつつ、花開こうとするゲーミングシーンをポジティブに捉えていた。
取材・文: Yugaming 編集:恩田雄多
はつめ 服の系統にこだわりなく、いろいろなテイストの服を着るタイプですね。カジュアルだったりストリートだったり、時にはプラダのようなハイブランドを着たり。
──そのときの気分やシーンに応じて変えているということですか?
はつめ そうですね。ただ、シーンに合わせてという意味では……ちょっと脱線するんですけど、いいですか?!
──お、お願いします。
はつめ あくまでも個人的な見解として、私がいま23歳なんですけど、20歳そこそこの女の子がハイブランドを着てるのは、それはそれでちょっと怖いかもなっていうのが自分の中であって。もちろん私は自分のお金で物を買えるんですけど……。 ──変な勘ぐりがあるということですね。
はつめ そうです。父ノ背中にいた時代も、イベントには1人で行くことが多かったんです。
そういうときに、大人に変な目で見られるのがすごい嫌だったので、当時はラフ過ぎず派手過ぎず、そんなにお金はかかってないけどきちんとして見える服装を意識してました。変な話ですけど、女性1人でやっているとすごいナメられるんですよね(笑)!
いわゆる”武装”じゃないですけど、最近も「私ちゃんと仕事できますよ」っていうのをアピールできる服を意識して選んでます。我ながらすごく古典的な方法だなって思うんですけど。
──プロゲーマーとしても、現在のYouTuber/ストリーマーとしても、表に出る以上はそういう視点で服装に気を遣われるんですね。
はつめ ディスではなく事実として、YouTuberや実況者の方って、だいたいお金を稼ぎはじめると、目に見えてハイブランドを着る機会が増えるんですよね。
私自身そういう面を気にしつつも、全身ドルガバ(ドルチェ&ガッバーナ)の先輩であるKUNさんに「稼いでいるアピールは必要なのである程度は買いなさい」って言われてから、適度に威勢を張っていこうと最近は特にお金をかけるようになりました。
はつめ もともと今回の企画に携わっている伊藤忠商事の方と自分が「ストリートファイター」シリーズのゲーム友達だったんです。格闘ゲーム繋がりの人からお仕事に繋がることはこれまでにも何度かあって、Kaepaの企画もそんな経緯でお声がけいただきました。2020年の6月頃ですね。
具体的な話を進める中で、デザイナーの方をはじめ……この女性の方がすごいゲーマーかつデザイナーなんですけど! 気づいたらゲーム好きな人が集まった企画になっていて、どれもゲーマーとしてのこだわりが反映されたアイテムになったと思います。
──オファーを受けた時点では「ゲーマーウェア(ゲーミングウェア)」に対してどのような印象を抱いていましたか?
はつめ やっぱり男性が着ることをベースに考えられたものが多いというか。悪い意味ではなく、着てたら絶対「ゲームが好きなんだな」と思われるような服が中心ですよね。
私自身はゲームに関連したお仕事をしているから抵抗はないですけど、一般的な女性が見たら「普段は外で着れないな」と感じるような、サイバーチックなものや、パキッとした原色を使った服が多い印象でした。 はつめ そういったアイテムがダメなわけじゃなくて、ゲームの大会に参加したり、応援したり、気分を盛り上げたいときだったり、より適したシーンがあると思うんです。
Kaepaとのコラボでは、日常をベースに「ゲーマーにとって最適なウェアってなんだろう?」と考えました。その結果、家からちょっと外に出るときでも気にならない「ワンマイルウェア」をコンセプトにしたので、最初の段階から「いわゆる一般的なゲーマーウェアとは違うものにしたい」とは伝えていました。
──確かにどこか“ギア”っぽさがある従来のゲーマーウェアとは大きく異なる印象です。Kaepaとのコラボアイテムで重視したポイントは何でしょうか?
はつめ 袖の長さについて「ゲームするときに邪魔なのが嫌だよね」とか「ポケットは深い方が座ったときに入れているスマホが落ちないよね」みたいな、機能性の部分は自分から要望を出させてもらいました。
はつめ なんだろう……私自身はすごく楽な格好でゲームしたいし、ゲームを終えたらすぐにベッドに入りたいけど、でもあまり適当な格好なのも嫌だから、ちょっとおしゃれな感じにしたい、というのは考えていました。
逆に素材や丈感などについては、デザイナーの方に主導していただきました。生地の中から、「はつめさんどっちがいい?」と聞かれて選ぶ作業をただひたすらやってた時期があったり、その生地に対して大人同士の「これちょっと予算変わってきますね……(汗)」みたいな話し合いを聞くだけの日があったり(笑)。
もちろんサンプルのフィッティングもありました。イラストで見てたものを実物として手に取ったときは感動しましたね。出来上がったサンプルを着て「首周りがちょっときつい」「もっとこうしたい」とか、何度も試行錯誤をしていきました。はつめさんによる2021SSアイテム紹介
──企画の立ち上げからアイテムの完成まで、かなり本格的に携わられていたんですね。
はつめ 正直、アパレルをここまで根本からつくるってやったことがなかったんです。
自分のグッズ展開として、パーカーやTシャツをすでにある型から選んでつくるというのはやったことがあったんですけど、コンセプトや素材選びからつくるのは初めてで、最初は何を言っていいのやら……。
「服に精通しているデザイナーさんや企業の方がいるのに、何も知らない自分がどこまで口を出していいんだろう」とか「服としての形を保ちつつ、どこまで自分のわがままを表現できるんだろう」みたいな。
SSに関して正直なことを言ってしまうと、自分の中でも戸惑いや遠慮があって、伝えられなかったこともあったんですよね(笑)。でも一度コレクションをつくったことで、AW(秋冬)の打ち合わせからは、もっと大胆に要望を伝えられるようになりました。
はつめ 「ワンマイルウェア」は変わらずで、AWのラインナップを話し合ったときに「SSの半袖を通年着てもらえるよね」「みんな家の中にいたら半袖でも大丈夫でしょ」っていうのが、私と関係者の間に共通認識としてありました。
なので、個人的にはSSの半袖を着て「ちょっと外に出るときに玄関先で羽織るものがあったら冬でもコンビニまでいけるよね」っていうのをイメージしてました。
実はSSのアイテムも、春夏の暑い季節向けのものだけじゃなくて、しっかりした生地で冬に家の中で着たらちょうどいいアイテムも何点か入れていたんです。
──はつめさんは年間通じて家では半袖で過ごしているんですか?
はつめ ゲームをするときに袖の長さがすごく気になってしまうので、どれだけ寒くてもだいたい半袖ですね。
PCでゲームをやってる人って、だいたいPCからの排熱で部屋がちょっと暖かくなるんですよ。私の場合は特に、配信用のPCとゲーム用のPC2台が常に動いてる状態なので、エアコンつけなくてもなんならちょっと暑いぐらい。
それにちょっとブカっとしたスウェットみたいな服を着ていると、どうしても袖が落ちてきますよね。マウスパッドやマウスに触れる面はそのままの感覚でいたいので、半袖はその点でもありがたいです。 はつめ それからとにかく苦しいのが嫌で、例えばベルトやボタンでしっかりと留めなきゃいけないパンツも基本的に履かないんです。
というのはあくまでも私個人のスタイルなので、Kaepaとのコラボアイテムではもちろん長袖も展開しています(笑)。ただ、袖のリブは気持ちきつめにしてもらっていて、袖をまくったときに落ちづらいようにしているんです。
──春夏との組み合わせも意識したAWのアイテムで、特にこだわった点やおすすめのアイテムはありますか?
はつめ どれでもすごく柔らかい素材で動きやすいのがポイントですね。アウターを除いて「そのまま寝れる」がテーマだったので。この間、ルックの撮影をしたときに、個人的に良いなと思ったアイテムが2つあります。
ひとつ目は裾にボタンが付いているパンツ。普通に履くとちょっとフレアパンツっぽい、わりとゆるっとしたシルエットなんですけど、ボタンを留めることで足元だけキュッと絞られてすごくかわいい形になるんです。
それこそショートブーツとか、冬場に女の子がちょっとコンビニ行くときに、暖かいボアのブーツに合わせても不自然じゃないかなって。 はつめ もうひとつは、単色のタートルネック兼パーカーみたいなシルエットのプルオーバー。デザイン自体は1〜2年前ぐらいに流行ってた時期があったんですけど、そのときからめちゃめちゃ好きでずっと着ていたんです。「自分のアパレルをやるとしたら絶対つくりたいです!」ってたぶんAWはそこから入ってるぐらい、どうしてもつくりたいアイテムでした(笑)。
レディースアイテムなんですけど、一番大きいサイズだったら男性でも着られるので、ぜひ男女問わず袖を通してその良さを実感してほしいですね。
ゲーマーウェアと呼ばれるアパレルもそのひとつで、ゲーミングデバイスメーカーやスポーツブランド、さらには世界的に名の知れたハイブランドが、新たなニーズに応えようと参入を進めている。
アメリカ生まれのスポーツブランド・Kaepa(ケイパ)は、人気ストリーマー・はつめさんをブランドアンバサダーに迎え、彼女がプロデュースするコラボアイテムを、「Kaepa esports」として2021SS(春夏)から展開。 コンビニなどちょっとした外出に使いやすい、いわゆる「ワンマイルウェア」を意識した従来のゲーマーウェアのイメージから離れた斬新なコンセプトが特徴だ。12月15日からはAW(秋冬)の販売がスタートした。
ゲーマーならではのこだわりを制作初期から反映したというはつめさんは、プロゲーミングチーム・父ノ背中に所属する『ストリートファイターV』プレイヤーを経て、現在はストリーマーとして活動。競技シーンを経て、ストリーマーとしてゲームに触れる彼女は、“プロ”という言葉への葛藤を語りつつ、花開こうとするゲーミングシーンをポジティブに捉えていた。
取材・文: Yugaming 編集:恩田雄多
目次
変な目で見られるのが嫌だった
──Kaepaとのコラボは比較的リラックスしたアイテムが多い印象ですが、はつめさんは普段、どんなテイストの服を着ることが多いんでしょうか?はつめ 服の系統にこだわりなく、いろいろなテイストの服を着るタイプですね。カジュアルだったりストリートだったり、時にはプラダのようなハイブランドを着たり。
──そのときの気分やシーンに応じて変えているということですか?
はつめ そうですね。ただ、シーンに合わせてという意味では……ちょっと脱線するんですけど、いいですか?!
──お、お願いします。
はつめ あくまでも個人的な見解として、私がいま23歳なんですけど、20歳そこそこの女の子がハイブランドを着てるのは、それはそれでちょっと怖いかもなっていうのが自分の中であって。もちろん私は自分のお金で物を買えるんですけど……。 ──変な勘ぐりがあるということですね。
はつめ そうです。父ノ背中にいた時代も、イベントには1人で行くことが多かったんです。
そういうときに、大人に変な目で見られるのがすごい嫌だったので、当時はラフ過ぎず派手過ぎず、そんなにお金はかかってないけどきちんとして見える服装を意識してました。変な話ですけど、女性1人でやっているとすごいナメられるんですよね(笑)!
いわゆる”武装”じゃないですけど、最近も「私ちゃんと仕事できますよ」っていうのをアピールできる服を意識して選んでます。我ながらすごく古典的な方法だなって思うんですけど。
──プロゲーマーとしても、現在のYouTuber/ストリーマーとしても、表に出る以上はそういう視点で服装に気を遣われるんですね。
はつめ ディスではなく事実として、YouTuberや実況者の方って、だいたいお金を稼ぎはじめると、目に見えてハイブランドを着る機会が増えるんですよね。
私自身そういう面を気にしつつも、全身ドルガバ(ドルチェ&ガッバーナ)の先輩であるKUNさんに「稼いでいるアピールは必要なのである程度は買いなさい」って言われてから、適度に威勢を張っていこうと最近は特にお金をかけるようになりました。
従来とは異なるコンセプトのゲーマーウェア
──普段の服装に関するこだわりをお聞きするに、今回のKaepaとのコラボは、よりゲーマーの日常に寄り添ったアイテムなのかなと感じました。そもそもどういった経緯ではじまったのでしょうか?はつめ もともと今回の企画に携わっている伊藤忠商事の方と自分が「ストリートファイター」シリーズのゲーム友達だったんです。格闘ゲーム繋がりの人からお仕事に繋がることはこれまでにも何度かあって、Kaepaの企画もそんな経緯でお声がけいただきました。2020年の6月頃ですね。
具体的な話を進める中で、デザイナーの方をはじめ……この女性の方がすごいゲーマーかつデザイナーなんですけど! 気づいたらゲーム好きな人が集まった企画になっていて、どれもゲーマーとしてのこだわりが反映されたアイテムになったと思います。
──オファーを受けた時点では「ゲーマーウェア(ゲーミングウェア)」に対してどのような印象を抱いていましたか?
はつめ やっぱり男性が着ることをベースに考えられたものが多いというか。悪い意味ではなく、着てたら絶対「ゲームが好きなんだな」と思われるような服が中心ですよね。
私自身はゲームに関連したお仕事をしているから抵抗はないですけど、一般的な女性が見たら「普段は外で着れないな」と感じるような、サイバーチックなものや、パキッとした原色を使った服が多い印象でした。 はつめ そういったアイテムがダメなわけじゃなくて、ゲームの大会に参加したり、応援したり、気分を盛り上げたいときだったり、より適したシーンがあると思うんです。
Kaepaとのコラボでは、日常をベースに「ゲーマーにとって最適なウェアってなんだろう?」と考えました。その結果、家からちょっと外に出るときでも気にならない「ワンマイルウェア」をコンセプトにしたので、最初の段階から「いわゆる一般的なゲーマーウェアとは違うものにしたい」とは伝えていました。
──確かにどこか“ギア”っぽさがある従来のゲーマーウェアとは大きく異なる印象です。Kaepaとのコラボアイテムで重視したポイントは何でしょうか?
はつめ 袖の長さについて「ゲームするときに邪魔なのが嫌だよね」とか「ポケットは深い方が座ったときに入れているスマホが落ちないよね」みたいな、機能性の部分は自分から要望を出させてもらいました。
どこまで自分のわがままを表現していいのか
──ゲームをするときの服について、普段からそういう意識があったということでしょうか?はつめ なんだろう……私自身はすごく楽な格好でゲームしたいし、ゲームを終えたらすぐにベッドに入りたいけど、でもあまり適当な格好なのも嫌だから、ちょっとおしゃれな感じにしたい、というのは考えていました。
逆に素材や丈感などについては、デザイナーの方に主導していただきました。生地の中から、「はつめさんどっちがいい?」と聞かれて選ぶ作業をただひたすらやってた時期があったり、その生地に対して大人同士の「これちょっと予算変わってきますね……(汗)」みたいな話し合いを聞くだけの日があったり(笑)。
もちろんサンプルのフィッティングもありました。イラストで見てたものを実物として手に取ったときは感動しましたね。出来上がったサンプルを着て「首周りがちょっときつい」「もっとこうしたい」とか、何度も試行錯誤をしていきました。
はつめ 正直、アパレルをここまで根本からつくるってやったことがなかったんです。
自分のグッズ展開として、パーカーやTシャツをすでにある型から選んでつくるというのはやったことがあったんですけど、コンセプトや素材選びからつくるのは初めてで、最初は何を言っていいのやら……。
「服に精通しているデザイナーさんや企業の方がいるのに、何も知らない自分がどこまで口を出していいんだろう」とか「服としての形を保ちつつ、どこまで自分のわがままを表現できるんだろう」みたいな。
SSに関して正直なことを言ってしまうと、自分の中でも戸惑いや遠慮があって、伝えられなかったこともあったんですよね(笑)。でも一度コレクションをつくったことで、AW(秋冬)の打ち合わせからは、もっと大胆に要望を伝えられるようになりました。
はつめ、どれだけ寒くても家では半袖
──新たにリリースされるAWアイテムのコンセプトはどのように決まったのでしょう?はつめ 「ワンマイルウェア」は変わらずで、AWのラインナップを話し合ったときに「SSの半袖を通年着てもらえるよね」「みんな家の中にいたら半袖でも大丈夫でしょ」っていうのが、私と関係者の間に共通認識としてありました。
なので、個人的にはSSの半袖を着て「ちょっと外に出るときに玄関先で羽織るものがあったら冬でもコンビニまでいけるよね」っていうのをイメージしてました。
実はSSのアイテムも、春夏の暑い季節向けのものだけじゃなくて、しっかりした生地で冬に家の中で着たらちょうどいいアイテムも何点か入れていたんです。
──はつめさんは年間通じて家では半袖で過ごしているんですか?
はつめ ゲームをするときに袖の長さがすごく気になってしまうので、どれだけ寒くてもだいたい半袖ですね。
PCでゲームをやってる人って、だいたいPCからの排熱で部屋がちょっと暖かくなるんですよ。私の場合は特に、配信用のPCとゲーム用のPC2台が常に動いてる状態なので、エアコンつけなくてもなんならちょっと暑いぐらい。
それにちょっとブカっとしたスウェットみたいな服を着ていると、どうしても袖が落ちてきますよね。マウスパッドやマウスに触れる面はそのままの感覚でいたいので、半袖はその点でもありがたいです。 はつめ それからとにかく苦しいのが嫌で、例えばベルトやボタンでしっかりと留めなきゃいけないパンツも基本的に履かないんです。
というのはあくまでも私個人のスタイルなので、Kaepaとのコラボアイテムではもちろん長袖も展開しています(笑)。ただ、袖のリブは気持ちきつめにしてもらっていて、袖をまくったときに落ちづらいようにしているんです。
──春夏との組み合わせも意識したAWのアイテムで、特にこだわった点やおすすめのアイテムはありますか?
はつめ どれでもすごく柔らかい素材で動きやすいのがポイントですね。アウターを除いて「そのまま寝れる」がテーマだったので。この間、ルックの撮影をしたときに、個人的に良いなと思ったアイテムが2つあります。
ひとつ目は裾にボタンが付いているパンツ。普通に履くとちょっとフレアパンツっぽい、わりとゆるっとしたシルエットなんですけど、ボタンを留めることで足元だけキュッと絞られてすごくかわいい形になるんです。
それこそショートブーツとか、冬場に女の子がちょっとコンビニ行くときに、暖かいボアのブーツに合わせても不自然じゃないかなって。 はつめ もうひとつは、単色のタートルネック兼パーカーみたいなシルエットのプルオーバー。デザイン自体は1〜2年前ぐらいに流行ってた時期があったんですけど、そのときからめちゃめちゃ好きでずっと着ていたんです。「自分のアパレルをやるとしたら絶対つくりたいです!」ってたぶんAWはそこから入ってるぐらい、どうしてもつくりたいアイテムでした(笑)。
レディースアイテムなんですけど、一番大きいサイズだったら男性でも着られるので、ぜひ男女問わず袖を通してその良さを実感してほしいですね。
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はつめ
YouTuber/ストリーマー
フリーのYouTuber/ストリーマーとして活動している元プロゲーマー。高校時代にe-Sports業界へ飛び込み、18歳でプロゲーミングチーム「父ノ背中」とプロ契約。格闘ゲームのプロゲーマーとして、全世界で行われる「CAPCOM Pro Tour」や「EVO」へも参加。2020年8月頃よりYouTuber/ストリーマーとして『Apex Legends』など様々なジャンルのゲーム実況も行う。
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