YouTube、低評価数を非表示に 組織的な嫌がらせを対策

YouTube、低評価数を非表示に 組織的な嫌がらせを対策
YouTube、低評価数を非表示に 組織的な嫌がらせを対策

Photo by Alexander Shatov on Unsplash

POPなポイントを3行で

  • YouTubeが低評価数を非表示に
  • 低評価による組織的な嫌がらせを対策
  • 非表示によって減少することが明らかに
YouTubeが動画の低評価数を非表示にすることを発表した。

機能として低評価ボタン自体は引き続き残り、投稿者は管理画面「YouTube Studio」で低評価数を確認できる。

「低評価の表示・非表示は視聴者数に影響しない」

YouTube の低評価数に関する変更
YouTubeは、これまで視聴者が動画を観るかどうか判断するための指標として、低評価数の表示を導入していた。

しかし、投稿者自身やその意見が気に入らないなどの理由で、一部の視聴者が意図的に低評価を増やしていることが、調査によって明らかに。

それを受け2021年の前半、YouTubeは低評価数をクリエイターのみに表示するテストを実施。7月に分析したところ、YouTube全体で、低評価による組織的な嫌がらせの減少が見られた。

このような嫌がらせは、開設したばかりなど登録者数が少ないチャンネルでより行われていることが確認された。
動画の低評価について
今後も、動画のレコメンドは高評価・低評価の数によって左右されるが、YouTubeは低評価数の表示・非表示が、視聴者数に大きく影響しないことを明らかにしている。

YouTubeの最前線

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