陶芸家・岡村悠紀さんの個展「蟹工 II〜陶製自在置物〜」が開催される。
関節などが動く、カニを焼き物で再現させた「陶製自在置物」シリーズの新作・ガザミを含む新色全10点が展示される。
会場は東京都・根津のギャラリーマルヒ、会期は10月16日(土)から24日(日)まで。
その精巧さの秘訣は、カニが持つ硬い甲羅などのボディと本物さながらに可動する再現力の高さによるもの。 このために、写実的な造形を彩る色味は釉薬により彩色し、ハサミや甲羅などパーツごとに陶器を焼き上げている。
加えて、関節に西洋人形・ビスクドールの球体関節、連結部分に伸縮の劣化を抑えるシリコーンゴムを用いて、高い可動性を実現。
日本の伝統工芸と西洋のアイデア、最新のケミカル素材の融合により、唯一無二な自在置物を生み出してきた。
今回展示されるカニの自在置物はヤドカリの類など多種多様なラインナップ。本展示会でも、心ハサまれる新たなカニ作品たちと出会えそうだ。陶芸家 自在置物 岡村悠紀
関節などが動く、カニを焼き物で再現させた「陶製自在置物」シリーズの新作・ガザミを含む新色全10点が展示される。
会場は東京都・根津のギャラリーマルヒ、会期は10月16日(土)から24日(日)まで。
本物より本物な、可動するカニの陶器
本物のカニと見間違えるほどの精巧な陶器作品を世に放ってきた岡村悠紀さん。Twitterで話題を読んだ青いタラバガニを見たという人も多いだろう。陶器タラバガニ、青色完成! pic.twitter.com/TKlbhTuGlP
— 岡村悠紀@10月個展 (@0kam) February 1, 2020
その精巧さの秘訣は、カニが持つ硬い甲羅などのボディと本物さながらに可動する再現力の高さによるもの。 このために、写実的な造形を彩る色味は釉薬により彩色し、ハサミや甲羅などパーツごとに陶器を焼き上げている。
加えて、関節に西洋人形・ビスクドールの球体関節、連結部分に伸縮の劣化を抑えるシリコーンゴムを用いて、高い可動性を実現。
日本の伝統工芸と西洋のアイデア、最新のケミカル素材の融合により、唯一無二な自在置物を生み出してきた。
不動の陶器だと生き物の刹那を切り取ることになる。しかし、可動の自在置物でカニをつくりだすことで、食材ではなく生き物としてのカニを感じられる作品へと昇華されている。久しぶりの完全新作!
— 岡村悠紀@10月個展 (@0kam) September 19, 2021
大好きなガザミを焼き物で表現しました。 pic.twitter.com/tWlvIXfEKT
今回展示されるカニの自在置物はヤドカリの類など多種多様なラインナップ。本展示会でも、心ハサまれる新たなカニ作品たちと出会えそうだ。
命を感じる造形物
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展示会情報
展示会「蟹工 II〜陶製自在置物〜」
- 会場
- ギャラリーマルヒ(〒113-0031東京都文京区根津2-33-1)
- 会期
- 10月16日(土)から24(日)12〜19時 ※最終日は18時まで
- 休廊
- 18日(月)
- 入場
- 無料
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