2020年3月の制作発表から続報がなく先行きが心配されていたが、原作者の児童作家であるロアルド・ダールさんの作品を管理するRDSCと、彼の全作品の権利をNetflixが買収すると9月22日に発表。これに合わせてプロジェクトの進展が発表された形となる。
監督はタイカ・ワイティティさん。原作の世界観をベースにしたアニメシリーズと、原作に登場する小人のウンパ・ルンパ族を題材にした完全オリジナルのアニメ作品が制作される。Excited to announce that the Roald Dahl Story Company (RDSC) and Netflix are joining forces to bring some of the world's most loved stories to current and future fans in creative new ways.
— Netflix (@netflix) September 22, 2021
“We are now about to visit the most marvellous places and see the most wonderful things.” pic.twitter.com/NIiBeStJm2
なお別に制作が発表されているティモシー・シャラメさん主演による前日譚『Wonka』(原題)とは別物となる。
売れっ子監督によるアニメ『チャーリーとチョコレート工場』
ユーモアを巧みに取り入れた作風で人気を博してきたタイカ・ワイティティさん。マーベル映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』や、戦争など重いテーマを扱う映画『ジョジョ・ラビット』などを手がけている映画監督だ。映画『ジョジョ・ラビット』では、第92回アカデミー賞にて脚色賞を受賞、ほか作品賞を含む6部門ノミネートと、近年注目の監督として台頭している。
また、制作の無期限保留が2019年7月に発表された実写映画『AKIRA』の監督でもある。
ジョニー・デップ×ティム・バートン人気の2005年版
物語は、15年間も工場の門が閉ざされ、人の出入りもなしにヒット商品を毎日出荷し続けるチョコレート工場と謎の人物・ウィリー・ウォンカを中心に展開。
工場の近くで家族と貧しい暮らしをしていたチャーリーが、ある日、ウォンカ製のチョコレートに同封されたゴールデンチケットを引き当てた5人の子供と保護者と共に工場へ招待され、見学ツアーに参加。夢のような奇妙な体験に巻き込まれていくという物語だ。
ロアルド・ダールさんによる原作は、奇妙で独特な世界観を持った作品として知られており、今回Netflixのアニメ版の題材にもなった小人のウンパ・ルンパ族など、個性的なキャラクターが数多く登場する。
止まらない! Netflix
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