Zepp Tokyo、2022年1月1日に閉館 アーティストが目標に掲げたライブハウス

Zepp Tokyo、2022年1月1日に閉館 アーティストが目標に掲げたライブハウス
Zepp Tokyo、2022年1月1日に閉館 アーティストが目標に掲げたライブハウス

Zepp Tokyo/画像は公式サイトより

POPなポイントを3行で

  • Zepp Tokyoが2022年1月1日で営業終了
  • 目標に掲げるアーティストも多いライブハウス
  • パレットタウン跡地には大型アリーナ建設予定
東京都江東区・青海にあるライブハウス・Zepp Tokyoが2022年1月1日(土)をもって閉館、営業を終了する。

臨海副都心パレットタウン運営協議会は7月21日、Zepp Tokyoが入る複合商業施設・パレットタウンを2021年12月から順次終了すると発表した。

Zepp Tokyo以外にも、MEGA WEBが2021年12月31日(金)、VenusFort(ヴィーナスフォート)が2022年3月27日(日)、パレットタウン大観覧車とMORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderlessが、2022年8月31日(水)に終了する。

【各施設営業終了予定】
2021年12月31日:MEGA WEB
2022年1月1日:Zepp Tokyo
2022年3月27日:VenusFort
2022年8月31日:パレットタウン大観覧車
2022年8月31日:MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless

約20年間で1300万人が来場したZepp Tokyo

Zepp Tokyoは1999年3月開業。ZeppとしてはSapporo・Osaka(閉館)に続く3箇所目となる大型ライブハウスで、最大収容人数は2709人。20年以上にわたりアーティストのライブや催事などを開催してきた。

その数はおよそ6000にものぼり、来場者にして約1300万人という驚異的な数字を記録。Zepp Tokyoでのスタンディング単独公演をデビュー時の目標に掲げるアーティストも多く、活動におけるベンチマーク・旗艦店とも位置付けられていた。

営業終了に伴い、実質的な最終営業月になる2022年12月は「Thanks & So Long!」月間として、これまで何度もZepp Tokyoの舞台に立ってきたアーティストを中心に出演するという。

Zepp Tokyoは公式サイトに掲載した発表で、同期間中は「思い出」や「夢」を奏でながら施設としての感謝を伝えつつ、「笑顔で最終営業日を迎える所存でございます」としている。

パレットタウン終了後は大型アリーナが建設予定

パレットタウンマップ

パレットタウンおよびZepp Tokyoを含む入居施設の営業終了については、以前から指摘されており、2020年3月にはトヨタグループの東和不動産が大型複合アリーナの建設を発表(外部リンク)。

対象エリアとなったのは、現在パレットタウンがある東京都江東区⻘海地区内であり、発表時には2025年秋にオープンするとしていた。

各種イベント等が開催できる多目的ホールとして計画される同アリーナは、敷地面積が約2万7000平方メートル、延床面積は約3万7000平方メートル。

収容人員はスポーツで約1万席、イベント等では約1万〜1万3000席を予定している。

大型アリーナイメージパース⿃瞰図

大型アリーナイメージパース内観

閉店とその後

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