ティ・ジョイ運営の映画館「新宿バルト9」が、オンラインチケット予約サービス「KINEZO」の利用に関する声明を発表した。(外部リンク)
同サービスの利用規約5条で禁止されている他の利用者やサービスへの迷惑行為に関し「規約に反する行為で当劇場に著しい損害が生じる場合、警察への届け出を行っておりますので、ご留意下さいませ。」と表明した。
利用規約に記載されておらずとも予約サービスを用いた迷惑行為を行ってはいけないというのは明らかだが、KINEZOではその旨を利用規約に記載しているうえ、チケット予約の際には利用規約に同意するか否かの確認を取っている。
声明の中で言及された迷惑行為だとされているのが、きくちゆうきさんによる漫画『100日後に死ぬワニ』を原作にした7月9日(金)公開のアニメーション映画『100日間生きたワニ』に関するいたずらだ。
バルト9が標的になった理由と目されているのが、クレジットカードを持っておらずとも上映前に現金で精算をすることでチケットを予約できるKINEZOのシステム「あとから決済」の存在。
上映前の所定の時間までに精算が行われないとチケットが自動的にキャンセルされるという「あとから決済」の仕様が狙われたのではないかと言われている。
同サービスの利用規約5条で禁止されている他の利用者やサービスへの迷惑行為に関し「規約に反する行為で当劇場に著しい損害が生じる場合、警察への届け出を行っておりますので、ご留意下さいませ。」と表明した。
迷惑行為は明確な規約違反
KINEZOの利用規約には、迷惑行為に関して以下のように記載されている。また、今回の声明においては「鑑賞意思のない予約」に関しても、「全てのお申込みに対してその後のいかなる購入手続きもしない場合があります。また、当社が不適切なお申込みと判断した場合には今後のご利用をご遠慮いただく場合もあります。」とされている。<お客様は本サービスのご利用にあたって、以下の行為を行ってはならないものとします。>
・本サービスをご利用される他のお客様およびその他の第三者に迷惑もしくは不利益を及ぼす行為、
または本サービスおよびその他のサービスに支障を来す行為
利用規約に記載されておらずとも予約サービスを用いた迷惑行為を行ってはいけないというのは明らかだが、KINEZOではその旨を利用規約に記載しているうえ、チケット予約の際には利用規約に同意するか否かの確認を取っている。
映画『100ワニ』を狙ったいたずらが原因か、バルト9は明言はせず
バルト9は、今回声明を発表した原因については明言をしていない。声明の中で言及された迷惑行為だとされているのが、きくちゆうきさんによる漫画『100日後に死ぬワニ』を原作にした7月9日(金)公開のアニメーション映画『100日間生きたワニ』に関するいたずらだ。
同作のチケット予約が開始されると、KINEZOにおいて「ワニ」などの文字に見えるように座席が予約されていることがSNSで話題になっていた。「100日間生きたワニの初上映日、新宿バルト9の予約状況が席で100ワニを文字ってる」って聞いて見に行ったらウニになっててワロタ pic.twitter.com/ZYBcEY1aCJ
— ぬこ (@vnanuko) July 8, 2021
バルト9が標的になった理由と目されているのが、クレジットカードを持っておらずとも上映前に現金で精算をすることでチケットを予約できるKINEZOのシステム「あとから決済」の存在。
上映前の所定の時間までに精算が行われないとチケットが自動的にキャンセルされるという「あとから決済」の仕様が狙われたのではないかと言われている。
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