28言語で読む『星の王子さま』 ユニークな書籍を生み出す東京外大が出版

28言語で読む『星の王子さま』 ユニークな書籍を生み出す東京外大が出版
28言語で読む『星の王子さま』 ユニークな書籍を生み出す東京外大が出版

『28言語で読む「星の王子さま」 世界の言語を学ぶための言語学入門 』/画像は東京外国語大学出版会公式サイトより

POPなポイントを3行で

  • 東京外国語大学が『28言語で読む「星の王子さま」』刊行
  • ポーランド語、ベトナム語など東京外大開設の専攻語を網羅
  • 言語学の観点から名著を紐解く1冊
東京外国語大学出版会が『28言語で読む「星の王子さま」 世界の言語を学ぶための言語学入門』(編著:風間伸次郎さん/山田怜央さん)を発売した。

同書は、世界的名著として知られるサン=テグジュペリの『星の王子さま』を言語学の観点から紐解いていく。

街中やメディアの語学講座で比較的目にすることの多い英語やフランス語、イタリア語のみならず、ポーランド語やベトナム語、ペルシア語など、東京外国語大学が開設している全28の専攻語で逐語訳を掲載。

世界の様々な言語、そして言語学という学問の入門編となる1冊だ。

『星の王子さま』28言語で世界に触れる

東京外国語大学出版会は、これまでに『世界文学としての村上春樹』や『萌える人類学者』など、言語という切り口から世界を見渡す出版物を多く刊行してきた。

『28言語で読む「星の王子さま」 世界の言語を学ぶための言語学入門』は、言語そのものに焦点を合わせた著作となっている。 2部から構成される同書は、第1部で世界中の言語に通ずる言語学の考え方を概説し、第2部では、それを踏まえて『星の王子さま』を1言語1章ずつ読んでいく。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行により海外旅行が困難な今日、言語を通して世界各地の一端に触れてみてはいかがだろうか。

動かずして場所を飛び越える

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書籍情報

『28言語で読む「星の王子さま」 世界の言語を学ぶための言語学入門 』

発売日
2021年4月5日
価格
3,200円(税抜)
編著
風間伸次郎/山田怜央
出版
東京外国語大学出版会

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