ゲームメーカー・日本一ソフトウェアが発表したゲーム『風雨来記4』が、いま密かに注目を集めている。
『風雨来記(ふうらいき)』シリーズはルポライターである主人公(プレイヤー)が、実在する日本の都道府県へバイクによる取材の旅に赴き、現地での出会いと別れを通して成長する姿を描いた「旅×恋愛」のアドベンチャーゲームだ。
20年前に発売された北海道を旅する第1作『風雨来記』を皮切りに、『風雨来記2』(沖縄)、『風雨来記3』(北海道)と日本の東西南北端を舞台に旅を展開してきた。
そして20周年を迎える2021年、『風雨来記4』で舞台となるのは、日本の真ん中である「岐阜県」だ。岐阜は日本一ソフトウェアが本社を構える県でもあり、満を辞しての抜擢と言えるだろう。
今作のあらすじは以下の通り。『風雨来記4』プロモーションムービー第1弾【旅アドベンチャー】
『風雨来記』シリーズで最も特徴的と言えるのが、自宅でバイク旅を楽しめる「ツーリングモード」だ。今作ではこのツーリングモードが大幅に強化され、360度カメラで撮影された“現実の岐阜”をバイクで駆け回れるようになっている。
プレイヤーはこの景色を楽しみながら、交差点でどちらへ行くかを選択し探訪スポットを目指す。目的地を目指す道中、気ままに横道に逸れてみるなど、そこにあるのはまさに現実のようなバイク旅だ。
森林や河川など豊かな自然はもちろん、城跡や農村といった観光スポットや、知る人ぞ知る穴場まで。地元メディアだからこそ知る岐阜の魅力を十二分に感じることができるだろう。 また、ここで出会い一緒に旅をすることになるのが個性豊かなヒロインたちだ。
彼女たちとめぐる探訪スポットもツーリング同様360度カメラで見渡せるため、実際にヒロインらと旅をしている感覚を味わえるだろう。 彼女たちの瞳に映る岐阜の町並み。彼女たちにはこの景色がどう見えているのか。それを想像し、彼女らの目線を通して景色を“見る”ことで、一人で見た景色とは全く違った、新しい岐阜の魅力を発見することもできるかもしれない。
上記ヒロインの他にも、主人公はこの旅の中でさまざまな人との出会い、そして別れることで成長していくのだ。
キャンプモードにも当然リアルなキャンプ風景が用意されており、いま流行りのソロキャンプで一人耽るのもよいだろう。
先述の岐阜新聞社よる情報提供をもとにした探訪スポットをはじめ、主人公の乗るバイクはヤマハ発動機の協力によって「MT−10 SP」を使用。着用するヘルメットにはアライヘルメットが関わっている。
この各社による豪華な協力体制が『風雨来記4』を支えているのだ。
それではこのゲームの目標は何なのだろうか。ゲームの中で主人公の目標として用意されているのが記事コンペ「のひコン」だ。しかし、それはあくまでゲームの主人公の目標である。
思うに、このゲームを通しての我々の目標は「岐阜の魅力を見つけること」なのではないだろうか。
岐阜といえば数年前に『君の名は。』や『半分、青い。』のロケ地として取り上げられたことが記憶に新しい。他にも、『聲の形』や『氷菓』、『ひぐらしのなく頃に』とたくさんの名作の聖地となっている県である。
しかし、我々の記憶にある「岐阜」はそうした断片的なものにすぎない。これはどこの都道府県にも言えることであるが、自分の居住地以外の町に対する知識は皆それくらいのものなのだろう。
だが、それは、その場所に「魅力がない」ということではなく、私たちが「“まだ”知らない」ということなのだ。
「知らない」ということは決してネガティブなことではない。「知らない」は「これから知ることができる」と言い換えてよいだろう。私たちがまだ知らないたくさんの魅力が眠る「岐阜」。我々はこのゲームを通してそれを見つけることができるのだ。
「旅をする」とは「見つける」ということだ。知らない土地へ行き、知らないものを見て、知らないものを食べ、知らない人と出会い、別れる。そうしてこの世界の魅力を見つけていくことこそが「旅」なのだ。
現在、コロナ禍によってそうした「旅」には制限がかけられてしまっている。自由に好きな場所へ赴けるようになるには、まだ少し時間がかかるだろう。
だからこそこの春は、『風雨来記4』で“リアル”な岐阜を「旅」してみるのもまた一興ではないだろうか?
本作はPlayStation4 & Nintendo Swith向けに、2021年4月22日発売予定だ。
『風雨来記(ふうらいき)』シリーズはルポライターである主人公(プレイヤー)が、実在する日本の都道府県へバイクによる取材の旅に赴き、現地での出会いと別れを通して成長する姿を描いた「旅×恋愛」のアドベンチャーゲームだ。
20年前に発売された北海道を旅する第1作『風雨来記』を皮切りに、『風雨来記2』(沖縄)、『風雨来記3』(北海道)と日本の東西南北端を舞台に旅を展開してきた。
そして20周年を迎える2021年、『風雨来記4』で舞台となるのは、日本の真ん中である「岐阜県」だ。岐阜は日本一ソフトウェアが本社を構える県でもあり、満を辞しての抜擢と言えるだろう。
今作のあらすじは以下の通り。
『風雨来記4』あらすじ
あなたは中堅ルポライター。
岐阜新聞社の誘いを受け、雑誌社対抗の記事コンペ「のひコン」に参加するため岐阜の地を踏む。
期間は4週間。
県内をバイクで旅して巡り、取材・撮影し、記事を作成。
その出来栄えでコンペ上位を目指す。
どのように岐阜を旅するか。
そして何を発見し、発信してゆくか——すべてはあなた次第。
360度映像によるリアルなツーリング
プレイヤーはこの景色を楽しみながら、交差点でどちらへ行くかを選択し探訪スポットを目指す。目的地を目指す道中、気ままに横道に逸れてみるなど、そこにあるのはまさに現実のようなバイク旅だ。
臨場感たっぷりの探訪スポット
スポットに到着すると始まるのが「アドベンチャーモード」。探訪スポットは岐阜新聞社協力の元、約100箇所用意されている。森林や河川など豊かな自然はもちろん、城跡や農村といった観光スポットや、知る人ぞ知る穴場まで。地元メディアだからこそ知る岐阜の魅力を十二分に感じることができるだろう。 また、ここで出会い一緒に旅をすることになるのが個性豊かなヒロインたちだ。
彼女たちとめぐる探訪スポットもツーリング同様360度カメラで見渡せるため、実際にヒロインらと旅をしている感覚を味わえるだろう。 彼女たちの瞳に映る岐阜の町並み。彼女たちにはこの景色がどう見えているのか。それを想像し、彼女らの目線を通して景色を“見る”ことで、一人で見た景色とは全く違った、新しい岐阜の魅力を発見することもできるかもしれない。
上記ヒロインの他にも、主人公はこの旅の中でさまざまな人との出会い、そして別れることで成長していくのだ。
一日を締めくくるキャンプモード
最後のモードが「キャンプモード」だ。ここでは主人公の目的である「のひコン」への記事投稿を行う。キャンプモードにも当然リアルなキャンプ風景が用意されており、いま流行りのソロキャンプで一人耽るのもよいだろう。
さまざまな企業の協力による「リアル」の追求
このように、現実の岐阜をそっくりそのまま切り取ったかのような「再現」を可能にしているのが、さまざまな企業による協力体制だ。先述の岐阜新聞社よる情報提供をもとにした探訪スポットをはじめ、主人公の乗るバイクはヤマハ発動機の協力によって「MT−10 SP」を使用。着用するヘルメットにはアライヘルメットが関わっている。
この各社による豪華な協力体制が『風雨来記4』を支えているのだ。
「旅」の先にあるもの
『風雨来記4』は起床→ツーリング→アドベンチャー→キャンプ→就寝と、上記3つのモードを繰り返して4週間の旅を体験するゲームだ。それではこのゲームの目標は何なのだろうか。ゲームの中で主人公の目標として用意されているのが記事コンペ「のひコン」だ。しかし、それはあくまでゲームの主人公の目標である。
思うに、このゲームを通しての我々の目標は「岐阜の魅力を見つけること」なのではないだろうか。
岐阜といえば数年前に『君の名は。』や『半分、青い。』のロケ地として取り上げられたことが記憶に新しい。他にも、『聲の形』や『氷菓』、『ひぐらしのなく頃に』とたくさんの名作の聖地となっている県である。
しかし、我々の記憶にある「岐阜」はそうした断片的なものにすぎない。これはどこの都道府県にも言えることであるが、自分の居住地以外の町に対する知識は皆それくらいのものなのだろう。
だが、それは、その場所に「魅力がない」ということではなく、私たちが「“まだ”知らない」ということなのだ。
「知らない」ということは決してネガティブなことではない。「知らない」は「これから知ることができる」と言い換えてよいだろう。私たちがまだ知らないたくさんの魅力が眠る「岐阜」。我々はこのゲームを通してそれを見つけることができるのだ。
「旅をする」とは「見つける」ということだ。知らない土地へ行き、知らないものを見て、知らないものを食べ、知らない人と出会い、別れる。そうしてこの世界の魅力を見つけていくことこそが「旅」なのだ。
現在、コロナ禍によってそうした「旅」には制限がかけられてしまっている。自由に好きな場所へ赴けるようになるには、まだ少し時間がかかるだろう。
だからこそこの春は、『風雨来記4』で“リアル”な岐阜を「旅」してみるのもまた一興ではないだろうか?
本作はPlayStation4 & Nintendo Swith向けに、2021年4月22日発売予定だ。
旅に出たくてうずうずしてきた
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