韓国のヒップホップグループ・BTS(防弾少年団)が3月15日に発表された「第35回日本ゴールドディスク大賞」において、「ベスト・エイジアン・アーティスト」を含む8冠に輝き、海外アーティストとして史上初快挙を達成した。
3年連続となる「ベスト・エイジアン・アーティスト」の受賞に加え、2020年7月にリリースした日本アルバム『MAP OF THE SOUL : 7 ~ THE JOURNEY ~』で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(アジア)と「ベスト3アルバム」(アジア)を受賞。
さらに『MAP OF THE SOUL : 7』が「ベスト3 アルバム」(アジア)、映像作品『BTS WORLD TOUR 'LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF' - JAPAN EDITION』が「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」(アジア)、『Dynamite』が「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」(アジア)、「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング」(アジア)、「ベスト5ソング・バイ・ストリーミング」を受賞した。
8冠はBTSとして最多受賞であると同時に、今回から新設された「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング」(アジア)の記念すべき初回受賞作品に「Dynamite」が選ばれたほか、アーティスト部門、パッケージ部門、デジタル部門におけるアジア賞においてオブ・ザ・イヤーをすべて受賞。名実ともに2020年を代表するアーティストを証明する結果となった。
結果は本授賞式前の午前4時から行われるグラミー・アワード・プレミア・セレモニー(Premiere Ceremony)で発表予定だ。 BTSはそれに先立って13日(韓国時間)、グラミー賞週間に開催されるオンラインチャリティ公演「Music On A Mission」に出演。
2020年8月の発売以来、世界的なブームを起こした「Dynamite」を熱唱。大劇場をバックに、黒いスーツ姿でパフォーマンスを披露した。
「フェイバリット・ミュージック・グループ(Favorite Music Group)」、「フェイバリット・ソング(Favorite Song)」、「フェイバリット・グローバル・ミュージック・スター(Favorite Global Music Star)」を受賞した。BTS「Dynamite」MV
「キッズ・チョイス・アワード」は視聴者が直接選んだ音楽・放送・映画など分野別のスターを招待して授賞するニコロデオンの代表的な授賞式で、BTSは2018年に「フェイバリット・グローバル・ミュージック・スター」部門で初受賞、2020年には「フェイバリット・ミュージック・グループ」を受賞している。
授賞式でBTSは、映像を通じて「このように素晴らしい賞をくださったことに対し、キッズチョイスアワードとARMYの皆様に感謝する。皆さんが僕たちの歌『Dynamite』を愛してくださって心から感謝しています」とコメントした。
4thアルバム『MAP OF THE SOUL : 7』が、2020年に世界で最も売れたアルバムとして選ばれているほか、複数のアルバムがランキング上位を獲得。なお、IFPIのランキングにはBTS以外にも、米津玄師さんの『STRAY SHEEP』、BLACKPINKの『THE ALBUM』、嵐の『This is 嵐』、King Gnuの『CEREMONY』がランクインしている。
IFPIが「アジアのアーティストの活躍が目立つ」とコメントしており、その中でもBTSの存在感が大きいことは間違いないだろう。
3年連続となる「ベスト・エイジアン・アーティスト」の受賞に加え、2020年7月にリリースした日本アルバム『MAP OF THE SOUL : 7 ~ THE JOURNEY ~』で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(アジア)と「ベスト3アルバム」(アジア)を受賞。
さらに『MAP OF THE SOUL : 7』が「ベスト3 アルバム」(アジア)、映像作品『BTS WORLD TOUR 'LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF' - JAPAN EDITION』が「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」(アジア)、『Dynamite』が「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」(アジア)、「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング」(アジア)、「ベスト5ソング・バイ・ストリーミング」を受賞した。
8冠はBTSとして最多受賞であると同時に、今回から新設された「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング」(アジア)の記念すべき初回受賞作品に「Dynamite」が選ばれたほか、アーティスト部門、パッケージ部門、デジタル部門におけるアジア賞においてオブ・ザ・イヤーをすべて受賞。名実ともに2020年を代表するアーティストを証明する結果となった。
グラミー賞を直前に控えたパフォーマンスも
韓国で2013年にデビューして以降、世界規模で躍進が止まらないBTSは、日本時間15日に開催される「第63回グラミー賞」の、「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス(BEST POP DUO/GROUP PERFORMANCE)」部門の受賞候補にノミネート。結果は本授賞式前の午前4時から行われるグラミー・アワード・プレミア・セレモニー(Premiere Ceremony)で発表予定だ。 BTSはそれに先立って13日(韓国時間)、グラミー賞週間に開催されるオンラインチャリティ公演「Music On A Mission」に出演。
2020年8月の発売以来、世界的なブームを起こした「Dynamite」を熱唱。大劇場をバックに、黒いスーツ姿でパフォーマンスを披露した。
米ニコロデオンのアワードでも3冠
同じく13日(米国東部時間)には、米エンターテインメントチャンネル・ニコロデオン(Nickelodeon)が発表した「2021キッズチョイスアワード(Kids Choice Awards)」において3冠を達成。「フェイバリット・ミュージック・グループ(Favorite Music Group)」、「フェイバリット・ソング(Favorite Song)」、「フェイバリット・グローバル・ミュージック・スター(Favorite Global Music Star)」を受賞した。
授賞式でBTSは、映像を通じて「このように素晴らしい賞をくださったことに対し、キッズチョイスアワードとARMYの皆様に感謝する。皆さんが僕たちの歌『Dynamite』を愛してくださって心から感謝しています」とコメントした。
グローバルランキングでもトップを獲得
BTSはこのほかにも、IFPI(国際レコード・ビデオ製作者連盟)が発表した「Global Recording Artist of the Year Award」「IFPI Global Album All Format Chart 2020」「IFPI Global Album Sales Chart」のランキングでいずれもトップを獲得。4thアルバム『MAP OF THE SOUL : 7』が、2020年に世界で最も売れたアルバムとして選ばれているほか、複数のアルバムがランキング上位を獲得。なお、IFPIのランキングにはBTS以外にも、米津玄師さんの『STRAY SHEEP』、BLACKPINKの『THE ALBUM』、嵐の『This is 嵐』、King Gnuの『CEREMONY』がランクインしている。
IFPIが「アジアのアーティストの活躍が目立つ」とコメントしており、その中でもBTSの存在感が大きいことは間違いないだろう。
2020年の国内外の音楽シーン
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