Spotify、世界に発信する初オンラインライブに嵐、Perfume、Vaundyら

音楽ストリーミングサービスのSpotifyが、国内外に向けて日本のポップシーンを彩るアーティストたちを発信するオンラインライブ「Spotify presents Tokyo Super Hits Live 2020」を開催する。

出演するのは、嵐、Perfume、End of the World、［Alexandros］、ビッケブランカ、Vaundy、マカロニえんぴつの7組。

ライブは11月26日（木）20時から、イープラスが運営するチケット制ライブ配信サービス「Streaming＋」にて配信される。

日本のポップシーンを国内外に発信する「Tokyo Super Hits」

今回開催される「Tokyo Super Hits Live 2020」は、日本のポップシーンを彩るヒット曲を紹介するプレイリストとして国内外で支持されている「Tokyo Super Hits」をコンセプトにしたオンラインライブ。

ライブの模様は「Streaming＋」を通じて、日本のみならず欧米やアジアなど海外でも生配信される。

また、当日見れなかった場合でも11月27日（金）0時から23時59分まで「Streaming＋」上で見逃し配信が行われる。

チケット価格は3,500円（税込）。イベント特設サイトから購入できる（外部リンク）。

嵐からVaundyまで、日本のポップシーンを彩る7組

今回出演するのは、国内外から支持されるトップアーティストから、注目の若手まで集まった7組。それぞれ約15分のパフォーマンスが予定されている。

嵐

相葉雅紀さん、松本潤さん、二宮和也さん、大野智さん、櫻井翔さんからなる5人組のユニット。

デビュー20周年を記念するベストアルバム「5x20 All the Best!! 1999-2019」は、BTSやテイラー・スイフトを抑えて、2019年世界で一番売れたアルバムとなった。

2020年末での活動休止を発表しているが、ブルーノ・マーズさんプロデュースの楽曲「Whenever You Call」やNetflixでのドキュメンタリー『ARASHI’s Diary -Voyage-』の配信などますます活躍の場を広げている。

Perfume

あ～ちゃんさん、かしゆかさん、のっちさんからなる3人組ユニット。

「ポリリズム」や「チョコレイト・ディスコ」など多数のヒット曲があり、2020年にはメジャーデビューから15周年、そして結成から20周年を迎えた。

9月にはライブ映像を再構成した映画『Reframe THEATER EXPERIENCE with you』も公開。

さらに最先端の演出とオンラインに特化した構成が評価されたオンラインフェス「“P.O.P” Festival」も開催。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）にも負けずアニバーサリーイヤーを駆け抜けている。

End of the World

バンド・SEKAI NO OWARIのグローバル展開を目的とする新プロジェクト。

世界中のアーティストとのコラボレーションに取り組み、2020年7月にはイギリスのレーベルよりGabrielle Aplin、R3HABを迎えての新曲をリリース。

そして11月27日（金）には全曲英語でのファーストアルバム『Chameleon』をリリース予定だ。

[Alexandros]

国内のロックフェスティバルに数多く出演しヘッドライナーを務め、TVドラマや映画・CMなど多岐にわたる楽曲提供を行っている。11月11日リリースの新曲「Beasts」も、映画『ドクター・デスの遺産－BLACK FILE－』の主題歌となった。

2015年に公開された楽曲「ワタリドリ」のMVは現在1,2億再生を超え、幅広い層から支持されている。

2020年はデビュー10周年を迎え、2021年1月には初のベストアルバムのリリースを控えている。

ビッケブランカ

愛知県出身のシンガーソングライター。

2018年リリースのアルバム『wizard』収録曲「まっしろ」がドラマ挿入歌として大きな話題を呼び、iTunes総合アルバムチャートで2位を記録。

翌年SpotifyのTV CM曲に「Ca Va?」が起用され、海外でも、アニメ『ブラッククローバー』オープニング曲「Black Catcher」がロングヒットを続け、Spotify月間リスナー数は120万人を突破。

音楽ストリーミングサービスにて全楽曲総再生回数は2億回を超えている。

楽曲提供、ラジオDJ、広告モデル、e-Sportsストリーマーなど様々な分野に活躍の場を広げている。

Vaundy

作詞、作曲、アレンジを全て自分でこなし、アートワークのデザインや映像もセルフプロデュースするマルチアーティスト。

2019年の春頃からYouTubeに楽曲を投稿し始め活動を開始。現在YouTubeの総再生数は5100万回再生以上、サブスクリプションでは1億8000万再生を突破した。

世界的ポップスターLAUV’（ラウヴ）サイドからオファーを受けてのグローバルリミックスアルバムに参加や、世界的なカルチャーサイト・Nownessのピックアップ作品として、「不可幸力/Fukakouryoku（Global Dance Video）」が全世界に配信されるなどグローバルに活躍している。

マカロニえんぴつ

メンバー全員が音大出身の次世代ロックバンド。

ボーカル・ギターのはっとりさんのエモーショナルな歌声と、キーボードの多彩な音色を組み合わせた壮大なバンドサウンドを武器に圧倒的なステージングを繰り広げる。

2019年には初の全国ワンマンツアーが全箇所完売、全国の夏フェスでは各地で入場規制が発生した。

同年9月11日にはミニアルバム『season』をリリースし、オリコンウィークリー総合ではTOP5入りを記録。2020年4月には約2年半ぶりとなるフルアルバム『hope』をリリース。オリコンウィークリー総合では4位を記録した。

2020年11月4日にTOY’S FACTORYよりE.P『愛を知らずに魔法は使えない』をリリース。メジャーデビューを果たした。 今回のライブ開催にあたって、スポティファイジャパンのコンテンツ統括・芦澤紀子さんは以下のように語っている。

Spotifyが日本でサービスを開始してから4年。
ストリーミングを通じてリスナーが新たな音楽に出会い、これまでにない形でヒット曲が生まれ、またアーティストが国境を越えてリスナーを広げる事例も多く見られるようになりました。
日本のポップシーンを代表するヒット曲を紹介するプレイリストとして多くのリスナーに支持される『Tokyo Super Hits』をコンセプトにしたこのイベントを通じ、プレイリストで出会ったアーティストのパフォーマンスに触れる機会を創ることで、国内はもちろん海外のリスナーが日本の音楽やアーティストをより好きになるきっかけを提供できれば大変嬉しいです。

Spotifyでは、今回のライブ用に出演アーティストの楽曲をまとめたプレイリストも作成されている。