Amazonがクラウドゲームサービス「Luna」発表 スマホでもガッツリが遊べる

Amazonがクラウドゲームサービス「Luna」発表 スマホでもガッツリが遊べる
Amazonがクラウドゲームサービス「Luna」発表 スマホでもガッツリが遊べる

「Luna」で遊べる、今後遊べるようになるタイトル/画像はLuna公式サイトのキャプチャー

POPなポイントを3行で

  • Amazonが新サービス「Luna」をリリース
  • ゲームをストリーミングできるサービス
  • 大手企業が続々参戦するアツい分野
Amazonは9月24日に、ダウンロード不要でゲームを遊べるストリーミングサービス・Lunaをリリースした。

Fire TV、PC、Mac、iOSのWebアプリを介してゲームをプレイでき、Androidも現在対応中とのこと。現在はアメリカにて招待制アーリーアクセスを実施中。期間中は月額$5.99で利用可能。

スマホでも気軽に遊べるLuna Twitchとも連携

Amazon Luna
Amazonの提供するクラウドゲームサービス「Luna」。

アーリーアクセス期間開始時点で『バイオハザード7』や『パンツァードラグーン』といったアクションゲームや『A Plague Tale:Innocence』のようなアドベンチャーゲームが提供されており、遊べるゲームは今後さらに増えていく。

また、Lunaでは、ゲームパブリッシャーが独自にチャンネルを持つことも可能で、現在「Ubisoft」のチャンネルが発表されている。

ゲームチャンネルの説明/画像はLuna公式サイトのキャプチャー

これによって、チャンネルに登録することで『アサシンクリードヴァルハラ』や、『ファークライ6』などの人気シリーズ最新作が発売日から遊べるようになる。

既にAmazonの配信サービス・Twichとの連携も発表。他人のゲームの配信をTwitchで見ているときにそのタイトルを遊びたくなったら、Lunaを使って直接プレイするといったシームレスなゲーム体験ができるとのこと。

専用コントローラーも、クラウドに直接接続

さらに専用のゲームコントローラーである「Luna Controller」も発表。

「Luna Controller」/画像はLuna公式サイトのキャプチャー

遅延やWi-Fiの切断への対策を重視しており、Alexaに対応しクラウドに直接接続してゲームを制御してくれる。

また、Luna Controllerはクラウドサーバーに直接接続するため、スマホやPCなど遊ぶ端末を切り替えてもBluetoothのペアリングなどをいちいち切り替える必要がないとのこと。

Luna Controllerは、現在$49.99のお試し価格で利用できる。

大手各社が続々と参入するクラウドゲームという領域

これまで、ゲームは小売店でゲームソフトを購入してゲームハードに読み込ませるか、オンラインストアでデータを購入してダウンロードして遊ぶ必要があった。

そこに近年登場したのが、ゲームソフトをダウンロードする必要なく、動画や音楽と同じようにアプリ上のストリーミングで楽しめる「クラウドゲーム」だ。

サーバー側で情報を処理し、プレイする端末側には負荷がかからない。そのため通信環境があればスマートフォンなどの端末からでも、本来重い処理が必要なゲームを遊ぶことができる。

PlayStationの運営する「PlayStation Now」や、Googleの「STADIA」、NVIDIAの「GeForce Now」、マイクロソフトの「xCloud」が存在し、続々と大手企業が参戦している。
xCloud
これまでよりもさらにゲームが身近になる未来が間近に迫っており、ゲーム三昧で寝られなくなるのは目に見えている。

いまのうちに寝だめしておいたほうが良いかもしれない。

進化を続けるゲーム産業

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