「Mixer」はサービスの終了に際してFacebookと提携。同社が運営するゲームコミュニティ「Facebook Gaming」へのコミュニティの移行を、可能な限りサポートするとしている(外部リンク)。
配信プラットフォームの終了というのも大きなニュースだが、注目を集めている理由はそれだけではない。
「Mixer」の終了に伴って、2019年から同プラットフォームと専属契約を交わしていた“ゲーム配信界の帝王”ことゲームストリーマー(配信者)のNinjaさん、トップストリーマーのshroud(Michael Grzesiek)さんが、配信プラットフォームに縛りがないフリーランス状態となったのではないか、と考えられるからだ。
I love my community and what we built together on Mixer. I have some decisions to make and will be thinking about you all as I make them.
— Ninja (@Ninja) June 22, 2020
I appreciate the Mixer community and everything I’ve been able to do on the platform. I love you guys and am figuring out my next steps. 💙
— Michael Grzesiek (@shroud) June 22, 2020
「Mixer」終了で際立つ「Twitch」の盤石
トッププレイヤーの引き抜きにより業界の勢力図に大きな変化をもたらしり、今後の展開に期待が集まっていた。 しかしその後、わずか1年も経たずして「ゲーマーに提供したいビジョンと体験には及ばないことが明らかになったため」とし、「Mixer」の終了を決定(外部リンク)。
いまだ盤石の体制を保つ「Twitch」の牙城を崩すには至らなかった。
なお、当のTwitchは、Mixer終了とFacebook Gaming移行の発表を受けて、Twitterにこう投稿している。More players make every game better. @WatchMixer built an incredible platform and grew a passionate community of talented creators.
— Twitch (@Twitch) June 23, 2020
To the Mixer community, we understand this is a difficult time. We encourage you to take the time you need, and know that Twitch is here to help.
引き抜きされた相手にも手を差し伸べる王者の貫禄か。はたまた、Facebook Gamingへの挑戦状か。「より多くのプレイヤーが、あらゆるゲームをより良くすることでしょう。Mixerは、信じられないほどのプラットフォームを構築し、才能のあるクリエイターによる情熱的なコミュニティを成長させました。
そして、Mixerのコミュニティにとって、困難な時期に直面しています。必要な時間をかけて、Twitchがお手伝いできることを知ってほしい」 Twitchのツイートより(翻訳は編集部)
「Mixer」終了を受けて注目されるNinjaの動向
「Mixer」の終了により、専属契約を交わしていたNinjaさんとshroudが、配信プラットフォームを自由に利用できるフリーの身になった可能性がある。今後「Mixer」以前に所属していた配信プラットフォーム「Twitch」とまさかの再会となるのか、それともフリーのまま、様々な配信プラットフォームを渡り歩くのか。その動向に注目が集まっている。
なにはともあれゲームは今日も楽しい
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