すでに同作の主題歌「花に亡霊」、挿入歌「夜行」ともにヨルシカが担当することが発表されていたが、それに続いてエンドロールにも華を添えることとなった。
情報解禁に際し公開されたPVでは、「嘘月」が流れるなか同作の主人公・ムゲこと笹本美代(CV.志田未来さん)の片思いの相手・日之出賢人(CV.花江夏樹さん)がムゲに思いを馳せるシーン、そしてムゲと賢人がそっと手を繋ぐシーンが描かれている。
配信が目前に迫る『泣きたい私は猫をかぶる』
『ペンギン・ハイウェイ』で知られるアニメスタジオ・スタジオコロリドの長編アニメーション映画第2弾として制作された『泣きたい私は猫をかぶる』。監督は佐藤順一さんと柴山智隆さん、脚本は岡田麿里さんが担当する。
賢人は太郎にだけは自分の素直な気持ちを打ち明けるが、人間として賢人に好かれたいムゲはそのことに対して複雑な思いを抱いてしまう。
2人の微妙な関係と、その周囲を取り巻く人間の世界、人間であることを辞めた猫たちの世界を描く。
ヨルシカ「映画を観た方全員を泣かせたい」
ヨルシカは人気ボカロP/コンポーザーのn-buna(ナブナ)さんとシンガー・suis(スイ)さんによる2人組ユニット。緻密に構築された物語性の高い楽曲と、それを透き通る声で感情たっぷりに歌うsuisさんの歌声が10代、20代を中心に絶大な人気を得ている。
主題歌・挿入歌・エンディングテーマを担当することで同作に深く関わることとなったn-bunaさん、suisさんそれぞれから、楽曲についてのことや、制作の背景についてコメントも届いている。
ヨルシカ自体がコンセプトありきの作品を作るバンドなので、何処までこちらの世界観で作ってしまっていいのかという心配をしていましたが杞憂でした。ファーストコンタクトで監督から自由にやってくださいと言われた時は心強かったです。
次作のアルバムコンセプトの一つが春から初夏にかけての空気感、だったので、映画の世界観と外れないだろうと思い、その時書こうとしていたものをそのままアウトプットしました。三曲どれも、想い出の中の街をテーマに描いた曲です。
「花に亡霊」…亡霊はつまり想い出なので、夏に咲く花に想い出の姿を見る、という意味の題です。
「夜行」…ここで言う夜は人生の夜です。大人になること、忘れること、死へ向かうこと、を夜に置き換えて書いた曲です。
「嘘月」…嘘つきです。歌詞の節々に尾崎放哉の句を散りばめています。 n-bunaさんコメント
(c)2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会アニメーション映画大好きなので、アニメーション映画のエンドロールでヨルシカが聴けるなんて嬉しすぎる!ととても心躍りました。同時に「映画を観た方全員を泣かせたい」という野望が湧き、いい歌を歌おうと意気込んだ覚えがあります。 suisさんコメント
新譜も楽しみです!
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作品情報
泣きたい私は猫をかぶる(Netflix)
- 配信サイト
- Netflix
- 日時
- 6月18日(木)より全世界独占配信
- 出演
- 志田未来 花江夏樹 小木博明 山寺宏一
- 監督
- 佐藤順一・柴山智隆
- 脚本
- 岡田麿里
- 主題歌
- 「花に亡霊」ヨルシカ(ユニバーサル J)
- 企画
- ツインエンジン
- 制作
- スタジオコロリド
- 製作
- 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
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