それを受けて、原画展にて発表・販売する予定だった新作漫画冊子の原稿を中心に、イラスト作品とオリジナルグッズをオンライン販売する「Meet in Midland Pre-Sale」を同日程にて開催することを発表した。
会期中は西尾さんによるオンライントークイベントも開催予定となっている。
6月4日より阿佐ヶ谷VOIDさんのにて"Meet in Midland Pre-Sale"を開催します。
— 西尾雄太 NISHIO,yuhta 単行本上下巻発売中! (@snobby_snob) June 1, 2020
会期初日の15時より原画・イラスト作品・グッズのオンライン販売を実施。店舗営業は状況に応じて行うとのことですのでVOIDさんのSNS等をチェックしてください。
6日には作品解説トークも配信予定です。#meetinmidland pic.twitter.com/GnDCdULGDv
漫画とイラストの二足のわらじを履く・西尾雄太
西尾雄太さんはSTAG名義で、ダンスミュージックへの造詣を武器にDJ WILDPARTYさんや音楽ユニット・三毛猫ホームレスのアートワーク提供を手がけるイラストレーター。2014年に『月刊IKKI』で「入り勝ち」を発表し漫画家デビューを果たし、初連載作『アフターアワーズ』がアメリカやイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、ドイツで翻訳された。
2018年に『月刊コミックビーム』で連載開始された『水野と茶山』は、閉鎖的な田舎街を舞台に少女たちの秘密が描かれるガールミーツガールの青春譜。2020年にKADOKAWAより上下巻で単行本化され、大きな反響を得ている。
KAI-YOUでは西尾さんに原画展の延期についての心境と、本イベントのみどころについてコメントをいただいている。
【画像】西尾雄太さんによる作品群西尾雄太さんコメント
正直なところ、原画展のためにいろいろな方に協力していただいた企画やビジュアルのうち本企画でまだ発表できていないものがあり、それらをしまい込んでの開催には正直悔しさはあります。ですが、今置かれている状況はだれしもに等しく降って湧いたもの。そこに文句は言えません。
この状況下でも少しでも楽しんでいただけるようにギャラリー側と密に相談を重ね、そしてオンラインを主軸にということで距離の壁を越えてアクセスいただける強みを生かしたトークイベントなどのとりくみも考えています。
描きおろしのイラスト作品やグッズも、モニター越しでもできるだけ質感を感じていただけるようにと制作しました。もちろん、手にとっていただいてもいっそう『水野と茶山』にひろがる空気を感じていただけると思います。ご高覧いただけたら幸いです。
第一線で活躍するイラストレーター
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