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演奏会が中止になった指揮者に聞く音楽家の仕事 オーケストラを生演奏で聴くべき理由

演奏会が中止になった指揮者に聞く音楽家の仕事 オーケストラを生演奏で聴くべき理由
演奏会が中止になった指揮者に聞く音楽家の仕事 オーケストラを生演奏で聴くべき理由

音楽家・平林遼インタビュー

指揮者は本番に向けてどのような準備をするのか?
──本番の日以外、指揮者はどのような音楽活動しているんですか?

平林 楽譜を読んで勉強している時間が長いはずです。ピアニストやバイオリニストであれば練習ってことなんですけど、指揮者の場合は練習というよりも楽譜を読んでいることが多く、それを勉強というだけですが。

──楽譜を見ている間に、具体的に頭の中でどのようなことを考えているのでしょうか?

平林 そもそも現場で自分自身が使い物にならないといけないので。例えば曲をやるのが2週間後だとして、指揮台に立ったときに最低限仕事になるかっていうラインがあるんです。

完成度を深めようと思ったら、大げさな話、何年かけてもいいわけです。でも日々いろいろな曲の締め切りがやってくるので、最低限仕事になる、ちゃんと手が動いて、正確に音が聞けて、正確に楽譜に何が書いてあるか把握して、というところを考えていきます。

──も...

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