2020年からは2.8次元アイドルをコンセプトにした新章が始動。第1弾となる楽曲「Stand up! Blaze up!」のMVが公開された。
映像は異次元TOKYOの篠田利隆監督が手がけ、現実とバーチャルが入り混じる世界観で、アイマリンのダイナミックなパフォーマンスを表現。
楽曲はWebから発信される若い才能を牽引してきた音楽事務所・TOKYO LOGICがプロデュース。同事務所に所属するヒゲドライバーさんが作詞・作曲を担当した。
「アイマリンプロジェクト」の新章が開幕
キャラクター・アイマリンとともに2015年にスタートし、さまざまな楽曲やMVを展開してきた「アイマリンプロジェクト」。これまででんぱ組.incにも楽曲を提供するバンド・Winnersの玉屋2060%さんをはじめ、多彩なクリエイターによって楽曲やMVが制作されてきた。
楽曲は音楽事務所・TOKYO LOGICによるプロデュースという布陣で活動していく。 第1弾楽曲「Stand up! Blaze up!」は、『機巧少女は傷つかない』のED「回レ!雪月花」など音楽ゲームやアニメへの楽曲提供で知られるヒゲドライバーさんが作詞・作曲を手がけた。
実写とCGを融合したダイナミックなビジュアル表現
荒廃した世界を、アクティブな3DCGで描かれたアイマリンが躍動するMVを手がけたのは、5人組ボーイズグループ・学芸大青春の3Dドラマ『漂流兄弟』の監督をつとめた映像作家・篠田利隆さん。映像制作ではドローンを投入。工場跡地をアニメのようなダイナミックな構図で撮影した映像に、CGでホログラムのネオンサインや看板を合成した。
アイマリンそのものは3DCGで制作されているが、セルルックという処理を施すことで2Dキャラクターのようなビジュアルを実現。 アイドルグループ・妄想キャリブレーションの元メンバー・星野にぁさんがモーションアクターをつとめ、全身を使ったアクションから、感情を込めたさりげない仕草まで、生き生きとしたパフォーマンスも見どころだ。
篠田さんの演出によるネオンサインなどのディテールと、ヒゲドライバーさんのポップながらも激しいサウンドによって、サイバーパンク的な近未来の世界観が構築されている。
「アイマリンプロジェクト」が魅せる今後
現実とCGを融合させた表現の可能性を追求するという「アイマリンプロジェクト」新章。第1弾のMVを皮切りに、年内に合計6つの楽曲とMVをリリースする予定だ。将来的にはリアルライブも視野に入れているプロジェクトでは、新章のMV第1弾の解禁と同時に、アイマリンをヒロインとしたWeb小説の展開もスタート。
地球が滅亡し、人々が仮想世界で管理・束縛されながら暮らすディストピアな世界を舞台に、アイマリンが歌で自由と希望を導いていく物語だ。
「Stand up! Blaze up!」のMVに登場した空間も、小説内に登場する「水晶宮」と呼ばれる場所がモデルになっている。
現実とCGが融合したMVの世界観、そしてWeb小説で語られる物語。プロジェクトが進むにつれて、アイマリンの物語が現実世界とオーバーラップする──そんな感覚を味わえそうだ。
「アイマリンプロジェクト」の世界をもっと見るアイマリン:キャラクターボイス・内田 彩さんコメント
今までのシリーズに共通した、元気で明るいはつらつとしたアイマリンの雰囲気は大切にしています。今回のMVのテーマはデジタルでカッコいい感じで、曲と歌詞も力強さを感じるものだったので、歌声に可愛らしさは残しつつ、かっこいいアイマリンを目指しました! 今までのアイマリンからは想像つかないような新たな世界が広がっていて、わくわくドキドキしてもらえること間違いなし。新しい表現もたくさん詰まっているので、注目して見てほしいです! 今後もどんな楽曲が歌えるのか、とても楽しみです。私は歌声でアイマリンの新しい魅力を引き出せるように頑張りたいと思います!
「アイマリンプロジェクト」を担うクリエイター
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