シリーズ初の3DCGで描かれた映像では全身義体のサイボーグ・草薙素子の動く姿が明らかに。
「ノイズがないって素晴らしいわ」とたった一言だけながら、ファンの期待を煽る映像に仕上がっている。
時代ごとに映像化されてきた『攻殻機動隊』
1989年に士郎正宗さんが原作漫画を発表して以来、テレビアニメ化、映画化、さらにハリウッドで実写映画化と、時代ごとに映像化されてきた『攻殻機動隊』。情報ネットワークとサイボーグ(義体)技術の発達により人々の意思が“電脳”に繋がれた近未来を舞台に、電脳犯罪に立ち向かう草薙素子率いる攻殻機動隊の活躍を描いている。
ティザービジュアルおよびPVが公開されたのは10月23日に開催された「Netflixアニメラインナップ発表会2019-2020」の会場。
登壇したNetflixコンテンツ部門クリエイティブプロデューサー・櫻井大樹さんは、映像について「素子の声は…(笑) 思考戦車・タチコマも登場します!」とコメントした。
キャラデザ・イリヤは「新しい風を吹かせる」
『攻殻機動隊 SAC_2045』はNetflixのCGアニメ『ULTRAMAN』と同じく、神谷健治さんと荒牧伸志さんの共同監督で制作される。櫻井さんは「前作で確立した技術を本作でもさらにパワーアップして、しっかりと生かしてくれた」と作品の確かなクオリティにも自信を見せた。
さらにキャラクターデザインを担当するロシア人イラストレーターのイリヤ・クブシノブさんについても言及。
「キャラクターをリブートするという意味で参加してもらいました。イリヤさんは攻殻機動隊のファンだし、新しい風を吹かせる意味でいいのでは」と期待を込めた。
キャラデザ・イリヤさんについてもっと知るなら
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作品情報
Netflixオリジナルアニメシリーズ「攻殻機動隊 SAC_2045」
- 配信
- 2020年春Netflixにて全世界独占配信
- 原作
- 士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社 KCデラックス刊)
- スタッフ
- 監督
- 神山健治 × 荒牧伸志
- キャラクターデザイン
- イリヤ・クブシノブ
- 制作
- Production I.G × SOLA DIGITAL ARTS
【STORY】
シリーズ史上初のフル3DCGアニメーション。
神山健治(『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズ) × 荒牧伸志(『APPLESEED』シリーズ)による新たな攻殻機動隊、始動―
情報ネットワークとサイボーグ(義体)技術の発達により人々の意思が“電脳”に繋がれた近未来において電脳犯罪に立ち向かう全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる攻性の組織、攻殻機動隊。1989年に士郎正宗により発表された原作コミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THESHELL』を起源とし、押井守監督による『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)、神山健治監督による『攻殻機動隊 S.A.C』シリーズ(2002年〜)、黄瀬和哉総監督による『攻殻機動隊ARISE』シリーズ(2013年〜)、ハリウッド映画化されたルバート・サンダース監督による『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017年)等、これまで様々な作品群が展開され、その先鋭的且つ圧倒的な世界観とビジュアル表現により、全世界のクリエイターに影響を与えてきた近未来SFの金字塔。そして、2020年。その最新作となるアニメーションシリーズ『攻殻機動隊SAC_2045』が、新たな未来像を提示する。『ULTRAMAN』に続き『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズを手掛けた神山健治と、『APPLESEED』シリーズを手掛けた荒牧伸志によるダブル監督により構築されるのは、「攻殻」史上初となるフル3DCGアニメーション。アクターの演技をキャラクターに反映させるモーションキャプチャー技術を導入した演出と、3DCGによるフォトリアルなビジュアルにより、未だかつてないサイバーパンクアクションと、草薙素子たちの全く新しい物語が描かれる。制作はProduction I.G × SOLA DIGITALARTS。
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