新海誠『天気の子』悶絶級のスペシャル映像 ファンは鳥肌、キャストも涙

映画『天気の子』スペシャル予報

POPなポイントを3行で

  • 新海誠『天気の子』スペシャル映像に歓喜
  • 『ほしのこえ』からキャラのセリフで振り返る
  • 『天気の子』出演キャストも涙
上映が始まる前から大きな注目を集める新海誠監督の最新映画『天気の子』。公開を控えた7月2日、初解禁映像を含むスペシャル映像が公開された。

5分超のこの予告動画は、『ほしのこえ』から『君の名は。』まで新海監督の作品を振り返りつつ、最新作『天気の子』へとつながる内容。公開から一夜にして再生回数が62万回を超え、反響の大きさを物語っている。

もはやこの映像だけで「大ヒット間違いなしなのでは?」と錯覚してしまうほどの映像と音楽の美しさに溢れているが、本編の公開も7月19日(金)と、いよいよ目前に迫ってきている。

新海作品のダイジェストにファン歓喜

『ほしのこえ』(2002年)/画像はすべて「映画『天気の子』スペシャル予報」のスクリーンショット

『雲のむこう、約束の場所』(2004年)

スペシャル映像はRADWIMPSが『君の名は。』のために制作した「スパークル」のイントロから始まる。

冒頭、2002年公開の映画『ほしのこえ』から、2016年公開の『君の名は。』までの新海作品が、各作品のキャラクターによるモノローグとともに切り替わっていく。

『秒速5センチメートル』(2007年)

『星を追う子ども』(2011年)

「世界っていう言葉がある」「世界は本当にきれいなのに」など、各キャラクターのセリフの随所に「世界」というワードが含まれていることに驚かされる。

同時に、個人制作として発表され衝撃を与えた『ほしのこえ』以降、コンスタントに映画を制作してきた新海監督の歴史も感じることができる。

『言の葉の庭』(2013年)

『君の名は。』(2016年)

キャラクターから放たれるセリフの数々に、作品の思い出がフラッシュバック。この映像を観て、果たして感情の高まりを抑えられるだろうか。

これまですべての新海監督作品を観てきた人にとっては、そうした各作品の物語や結末を思い返しながら、大ヒットを記録した『君の名は。』、さらには『天気の子』へとつながっていく映像に、鳥肌を立てずにはいられないだろう。

冒頭は「新海誠展」のクロージングムービー

冒頭の映像は2017年からおよそ2年をかけて日本全国を巡回した『新海誠展』のクロージングムービーとして発表されていたもの。同展示に参加した新海監督のファンからは「もう1度観たかったので本当に嬉しいです!」と喜びの声が多く上がった。 また、『天気の子』でヒロイン・陽菜(ひな)役をつとめた女優・森七菜さんも、同日行われた製作報告会見で上映されたこの映像を観て、思わず涙したことが公式Twitterで明かされている。

新たな予告が公開されたことで本編への期待がさらに高まったように思われるが、きっと劇場で観る『天気の子』は、その期待を軽々と越えるものになりそうだ。

再びタッグを組んだ新海誠&RADWIMPS

2016年、『言の葉の庭』から3年の年月を経て世に放たれた新海誠監督の『君の名は。』は公開直後から大きな話題を呼び、公開から13週目までで12回、週末動員数1位を獲得。国内での興行収入は250億円を超えた。

同映画は海外からの反応も大きく、40カ国以上で上映され、世界での興行収入は『千と千尋の神隠し』を抜いて337億円以上となり、日本映画としては歴代興収1位に輝いた。 先日も地上波で放送され、再び多くの人が熱狂した『君の名は。』で劇中音楽を担当したのが人気ロックバンド・RADWIMPSだ。彼らの音楽は、新海監督の色彩鮮やかな映像の世界をさらに美しく彩った。

そんな新海誠&RADWIMPSのタッグは、最新作『天気の子』でさらに強固な関係を結んでいるようで、RADWIMPSのボーカル・野田洋次郎さんは音楽監督としてストーリー展開を決める話し合いにも参加している。

公開が待ち遠しくて仕方ない

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