二人組インディーズバンド・ザ・リーサルウェポンズがファーストアルバム『Back To The 80's』を配信リリース。
4月1日のリリース以来、多くの反響が寄せられ20日にはiTunesのロック部門アルバム1位を飾る事態となった。
シティポップなどの80年代サウンド再評価の流れに新たな彩りを添えた格好だ。ザ・リーサルウェポンズ 1stアルバム『Back To The 80's』 ダイジェスト (THE LETHAL WEAPONS 1st Album digest)
赤いバンダナにティアドロップのサングラス、黄色いオーバーオールと謎のアメフトヘルメットというビジュアルが見るもの全てに強烈なインパクトを残す。
80年代のシンセサウンドに乗せて歌われる歌詞も衝撃的だ。
アルバムの一曲目を飾る「80年代アクションスター」はアニキコールから幕を開け、タイトルのとおり80年代アクションスターへの愛を高らかに歌い上げる。ザ・リーサルウェポンズ『80年代アクションスター』THE LETHAL WEAPONS - 80's Action Star [EngSub]
他の楽曲も身近な題材を歌ったものがほとんど。
たとえばメタルを思わせる恐ろしげなイントロから展開される「プレミアムフライデーナイト」は単にブラック労働の悲哀を歌ったものだ。ザ・リーサルウェポンズ『プレミアムフライデーナイト』THE LETHAL WEAPONS - Premium Friday Night [EngSub]
いかにも怪しい風貌にチープな演出で魅せるMVや、キャッチーでノスタルジックを誘うサウンドと共感と笑いを誘う歌詞、徹底された(珍妙な)世界観が彼らの魅力になっている。
ザ・リーサルウェポンズのレトロフューチャーを感じさせる雰囲気と、海外からイメージしたどこかズレた日本を舞台にするニンジャスレイヤーの世界観はガッチリとハマった。ザ・リーサルウェポンズ『サイボーグメカニンジャ』THE LETHAL WEAPONS - CYBORG MECHA NINJA
5月18日に開催されたニンジャスレイヤーファンの音楽イベント「HMC8」に電撃参戦しイベントを大いに盛り上げた。
翌日19日には彼ら初となるワンマンライブを開催。こちらも大盛況のうちに幕を閉じる。
一方そのころSNS上では彼らの楽曲「きみはマザー○ァッカー」のMVがその楽曲と各所に散りばめられたネタで注目を浴びていた。
様々なタイミングが重なり合い20日、『Back To The 80's』はiTunesのロック部門アルバム1位を飾る(アルバム内では1秒もギターは弾かれていない)。
4月1日のリリース以来、多くの反響が寄せられ20日にはiTunesのロック部門アルバム1位を飾る事態となった。
シティポップなどの80年代サウンド再評価の流れに新たな彩りを添えた格好だ。
謎の二人組バンド、ザ・リーサルウェポンズ
ザ・リーサルウェポンズはサイボーグジョー(CYBORG JOE)さんとアイキッド(AI-KID)さんで編成されたシンセポップデュオ。赤いバンダナにティアドロップのサングラス、黄色いオーバーオールと謎のアメフトヘルメットというビジュアルが見るもの全てに強烈なインパクトを残す。
80年代のシンセサウンドに乗せて歌われる歌詞も衝撃的だ。
アルバムの一曲目を飾る「80年代アクションスター」はアニキコールから幕を開け、タイトルのとおり80年代アクションスターへの愛を高らかに歌い上げる。
たとえばメタルを思わせる恐ろしげなイントロから展開される「プレミアムフライデーナイト」は単にブラック労働の悲哀を歌ったものだ。
初ワンマンライブのタイミングでSNSで話題に
4月1日のアルバムリリースに飛びついたのは、サイバーパンク・ニンジャ活劇小説『ニンジャスレイヤー』の制作陣とそのファンコミュニティ(外部リンク)。ザ・リーサルウェポンズのレトロフューチャーを感じさせる雰囲気と、海外からイメージしたどこかズレた日本を舞台にするニンジャスレイヤーの世界観はガッチリとハマった。
翌日19日には彼ら初となるワンマンライブを開催。こちらも大盛況のうちに幕を閉じる。
一方そのころSNS上では彼らの楽曲「きみはマザー○ァッカー」のMVがその楽曲と各所に散りばめられたネタで注目を浴びていた。
この楽曲はSNS外まで届く話題となり「星野源のオールナイトニッポン」内で流されるまでになった。やべえのが出てきたな... pic.twitter.com/r7hl91miF7
— 六法 (@roppou2) 2019年5月16日
様々なタイミングが重なり合い20日、『Back To The 80's』はiTunesのロック部門アルバム1位を飾る(アルバム内では1秒もギターは弾かれていない)。
この勢いがどこまで続くのか、まだまだ目を離せそうにない。なんと…
— アイキッド AI-KID (@aikikiyohisa) 2019年5月21日
ロック部門1位…
アルバムで1秒も
ギター弾いてないのに pic.twitter.com/UQxSeYe1VU
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