KADOKAWAが新しい文芸レーベル「ドラゴンノベルス」を2月5日(火)に創刊する。
またか、と思うなかれ。このレーベル、少し変わっていて、Web発小説だけではなくテーブルトークRPG(TRPG)のノベライズなどを中心に展開される。
累計発行部数1,000万部超え、30年続く国産TRPG『ソード・ワールド』シリーズや、みんな大好き『クトゥルフ神話TRPG』シリーズの小説化などが発表されている。
また、公式二次創作の解禁など、ユニークな試みも行われる。
「新・古典ファンタジー」と銘打ったファンタジー小説刊行にあたって、3つの柱を打ち出している。
また、ドラゴンノベルスで小説版を展開する『ソード・ワールド』を皮切りに、人気ファンタジー作品の二次創作が解禁。
書き手と読み手、そしてゲームユーザーが集い、より深くファンタジー作品を楽しんでいただけるコミュニティの場をつくるという。
ゲームと小説に強い新レーベルの誕生、見守っていきたい。
またか、と思うなかれ。このレーベル、少し変わっていて、Web発小説だけではなくテーブルトークRPG(TRPG)のノベライズなどを中心に展開される。
累計発行部数1,000万部超え、30年続く国産TRPG『ソード・ワールド』シリーズや、みんな大好き『クトゥルフ神話TRPG』シリーズの小説化などが発表されている。
また、公式二次創作の解禁など、ユニークな試みも行われる。
「新・古典ファンタジー」の3つの柱
「ドラゴンノベルス」は、2019年で33周年を迎えるKADOKAWA内の富士見書房ブランドであるゲームレーベル「ドラゴンブック」を源流に、古き良きファンタジーを装いを新たに読者へと提供する新文芸単行本レーベルとして設立。「新・古典ファンタジー」と銘打ったファンタジー小説刊行にあたって、3つの柱を打ち出している。
1. TRPGの人気作品をノベライズ
前述の『ソード・ワールド』や『クトゥルフ神話TRPG』、さらに日本産『迷宮キングダム』といった人気TRPG作品の小説化が決まっている。2. 新文芸作品が多数登場
KADOKAWAの運営するWeb小説サイト「カクヨム」では「第1回ドラゴンノベルス新世代ファンタジー小説コンテスト」を開催するなど、「カクヨム」発作品を積極的に刊行する。また、ドラゴンノベルスで小説版を展開する『ソード・ワールド』を皮切りに、人気ファンタジー作品の二次創作が解禁。
書き手と読み手、そしてゲームユーザーが集い、より深くファンタジー作品を楽しんでいただけるコミュニティの場をつくるという。
3. 世界が認めた大作ゲームのノベライズ
さらに、大作RPGや人気UGCゲームといったゲーム作品のノベライズ企画も進行中とのこと。『ロードス島戦記』水野良らも祝福
創刊にあたって、ファンタジー小説『ロードス島戦記』の水野良さんや、2017年にボードゲーム誌『ゲームマスタリーマガジン』を創刊するなど手広く扱うグループSNE代表の安田均さんからのコメントも届いている。ドラゴンノベルス創刊おめでとうございます!
ゲームはストーリーの宝庫です。本格的で独創的な新世代のゲーム小説の誕生を期待しております。 『ロードス島戦記』水野良さん
公式サイトでは、ほかにも『この素晴らしい世界に祝福を!』暁なつめさんや『トリニティセブン』サイトウケンジさん、『Re:ゼロから始める異世界生活』長月達平さんからのお祝いメッセージも掲載されている。ドラゴンノベルス創刊おめでとうございます。
転生転移ものだけでなく、直球のファンタジーやゲームを題材にしたストーリーなど、ワクワクの詰まった異世界のロードマップとなることを期待しています。 グループSNE代表・安田均さん
ラインナップ決定作にはクトゥルフ神話TRPGなど
すでに決定しているラインナップは、クトゥルフ神話TRPGを手がけるアーカム・メンバーズとそのシナリオ集などを手がける内山靖二郎さんによる『クトゥルフ神話TRPG ノベル オレの正気度が低すぎる』。 さらに「ドラゴンブック新世代ファンタジー小説コンテスト」で大賞を受賞した麻美ヒナギさんの『異邦人、ダンジョンに潜る。』など。ゲームと小説に強い新レーベルの誕生、見守っていきたい。
最近はSFが盛り上がってるなあ
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