1930年代のイタリアの名作「ピノキオ」を題材に、ストップモーション・アニメーションを用いたミュージカル映画を予定している。公開日は未定。
Mark Gustafson (Fantastic Mr Fox), Patrick McHale (Over the Garden Wall), Guy @GuyDavisART and Pinocchio himself based on a design by @GrisGrimly. Here we go... pic.twitter.com/gRDaXY8VT9
— Guillermo del Toro (@RealGDT) 2018年10月22日
Breaking Guillermo del Toro news: The Academy Award-winning filmmaker will write, produce, and direct a stop motion musical version of Pinocchio for Netflix. Del Toro explained, “I’ve wanted to make this movie for as long as I can remember.” Jiminy Cricket! pic.twitter.com/25cVRITSrT
— Netflix Film (@NetflixFilm) 2018年10月22日
台頭するストリーミングサービス制作の作品
デル・トロさんはこれまで、アニメ「トロールハンターズ: アルカディア物語」(2016)や、現在制作が進められているオムニバスホラードラマ「10 After Midnight」など、Netflixとは度々タッグを組み、オリジナルコンテンツを制作している。 イタリアの児童文学作品『ピノッキオの冒険』は、1883年に出版されて以来、ディズニー制作の長編アニメーション映画「ピノキオ」など、100年以上に渡って愛されている作品。そのピノキオの制作はデル・トロさんにとっても長年の悲願でもあった。デル・トロさんは以前にも、ムッソリーニによるファシズムの台頭期のイタリアを舞台にした「ピノキオ」のアイデアを公言していたが、実現には至らなかった。
2011年には3Dのストップアニメーション版を企画が立ち上がったが、制作費の調達が難航し頓挫していた。今回は、映像コンテンツ視聴の主流となりつつある、サブスクリプション(定額)型のストリーミング配信サービスのバックアップが、またひとつクリエイターの構想を実現させる形となった。 NetflixやAmazon Prime Videoなどのストリーミング配信サービスは近年、サービスの普及とともに、その膨大な資金力を生かしてオリジナルコンテンツを数多く制作。ドラマはヒット作を連発し、ハリウッドにあるような既存の大手制作スタジオに匹敵するほどの勢いを見せている。
Netflixのデビッド・ウェルズ最高財務責任者(CFO)は、2018年にコンテンツ獲得のため80億ドル以上を費やす見込みであるとしており、そのうちオリジナルの映画やドラマは約700本にものぼるという。
日本でも少しづつNetflixやAmazonによるオリジナルコンテンツが増えており、この勢いはこの先もまだまだ続くだろう。
Netflixマジ最高やで
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