「会社は学校じゃねぇんだよ」の松村淳平、仮想通貨事業へ参入宣言

「会社は学校じゃねぇんだよ」の松村淳平、仮想通貨事業へ参入宣言
「会社は学校じゃねぇんだよ」の松村淳平、仮想通貨事業へ参入宣言

松村淳平さん/画像は松村さんのブログより

POPなポイントを3行で

  • サイバーエージェントグループ最年少社長・松村淳平
  • 過去には「会社は学校じゃねぇんだよ」のブログでも話題
  • 人類史に残る大きな革命・仮想通貨への参入を宣言
サイバーエージェントグループ最年少社長として、WAVEST(ウェイベスト)の代表をつとめる松村淳平さんが、自身のブログで仮想通貨事業への進出を明らかにした。

仮想通貨を「人類史に残る大きな革命」とする松村さんは、進出と同時にチームのリニューアルを宣言。

2014年に立ち上げた会社を「改めてゼロから創業する気持ちで」、Facebookで創業メンバーの募集もスタートしている。

「会社は学校じゃねぇんだよ」で話題を呼んだ松村淳平とは?

サイバーエージェントグループに2014年に新卒で入社すると、すぐに子会社WAVESTの社長に就任した松村淳平さん。

スマートフォン向けのサービスなどインターネット関連事業を展開、中でもバイラルメディア「BUZZ HOUSE」(バズハウス)は運用2カ月で月間1,000万PVを突破したと報告されている。

同時期に「会社は学校じゃねぇんだよ」と題したブログエントリーが話題となったことで、覚えている人も多いかもしれない(外部リンク)。

しかし、決算公告からは会社の売り上げは芳しくないことがうかがえ、2015年6月末にはBUZZ HOUSEも閉鎖となっていた。

「今ならレールを敷く側になれる」と仮想通貨へ参入

そんな松村さんが2月4日、「一旗もあげずに人生を終わるのか?」と題したブログを更新。「私たちの会社はこの春、リスクを冒して大きな冒険に出ます。/仮想通貨関連事業に進出します。」と宣言した。

松村さんは、「インターネットが出てきた頃、こんなものはビジネスには使えないし、人々の生活にはなじまないと言われた。スマートフォンが出てきた頃、日本ではガラケー人気が強く、流行る訳がないと言われた」と、いまや生活に浸透している両者を例に、仮想通貨の将来性に言及。

18世紀の農業革命、19世紀の産業革命、20世紀のインターネット革命に続く「21世紀の大きな革命になりうる」と語っている。

とはいえ、1月26日には、仮想通貨取引所大手のコインチェックから約580億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出するなど、話題を集める一方で激動の時代を迎えている。

松村さんは「変化の真っ只中で様々な問題も生じています」としながらも、「このような不安定、カオスを繰り返しながら、本物の革命は果たされるものです」と説明。

続けて、「今ならレールを敷く側になれる。今なら社会のルールを作る側になれる」と、その意義の大きさにも触れている。

なお、これ以前のエントリーで現存している最新の更新は2014年9月のブログ。数々の名言を残してきた松村淳平さんの久しぶりの動向が気にかかっているのは筆者だけではないはずだ。

エンタメにも仮想通貨の波

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