シンガーソングライター・秦 基博さんと、『タッチ』で知られる漫画家・あだち充さんによるコラボレーションMV「鱗」が公開された。
なお、あだち充さんが漫画素材の提供を他者に行うのは史上初の出来事となる。
2006年11月にシングル「シンクロ」でデビューした秦 基博さん。
ロングヒットを記録した「鱗(うろこ)」「アイ」などの楽曲で知られるほか、2013年に公開された新海誠監督の映画『言の葉の庭』のエンディングテーマ「Rain」とイメージソング「言ノ葉」を手がけ話題を呼んだ。
6月14日には、そんな秦さんの活動10周年を記念したベストアルバム『All Time Best ハタモトヒロ』をリリース。6月26日付のオリコン週間アルバムランキングでは、自身初となる第1位を獲得した。
一方の『タッチ』は、あだち充さんの描いた国民的野球漫画。1981年から1986年まで『週刊少年サンデー』で連載され、1985年にはテレビアニメ化されて大人気作品となった。
明青学園野球部の上杉達也・和也の双子の兄弟と、隣に住む幼なじみ・浅倉南の恋模様や、ライバルたちとの熱戦を描いた作品であり、いまなおその魅力は色あせることなく読み続けられている。
そして2012年からは、続編となる『MIX』が漫画雑誌「ゲッサン」にて連載がスタート。
『タッチ』から、約30年後のすっかり落ちぶれてしまった同校の野球部を舞台に、血のつながらない立花投馬・走一郎の兄弟と、走一郎の妹・音美を中心に、再び明青学園が甲子園を目指すというストーリーだ。
続編ということで、『タッチ』でおなじみのキャラクターたちも登場し、最新11巻では、『タッチ』の上杉達也が約30年ぶりに登場。『タッチ』では描かれなかった甲子園決勝シーンが描かれ、話題を呼んだ。
かねてより、秦 基博さんが大ファンだと公言していたあだち充さんとのコラボレーションによって、MVの制作が実現した。
MVは、『タッチ』と、甲子園優勝を果たした明青学園の26年後を描いた『MIX』の物語を組み合わせたもの。歌詞と漫画がシンクロする、懐かしくも新しい作品に仕上がっている。
今回の発表に合わせ、秦 基博さん、あだち充さんそれぞれより手書きのコメントが寄せられている。
タッチ、MIXの名シーンを振り返る
(C)あだち充/小学館
なお、あだち充さんが漫画素材の提供を他者に行うのは史上初の出来事となる。
活動10周年を迎えた秦 基博さん
秦 基博さん
ロングヒットを記録した「鱗(うろこ)」「アイ」などの楽曲で知られるほか、2013年に公開された新海誠監督の映画『言の葉の庭』のエンディングテーマ「Rain」とイメージソング「言ノ葉」を手がけ話題を呼んだ。
『タッチ』の26年後を描く『MIX』
タッチ
明青学園野球部の上杉達也・和也の双子の兄弟と、隣に住む幼なじみ・浅倉南の恋模様や、ライバルたちとの熱戦を描いた作品であり、いまなおその魅力は色あせることなく読み続けられている。
そして2012年からは、続編となる『MIX』が漫画雑誌「ゲッサン」にて連載がスタート。
『タッチ』から、約30年後のすっかり落ちぶれてしまった同校の野球部を舞台に、血のつながらない立花投馬・走一郎の兄弟と、走一郎の妹・音美を中心に、再び明青学園が甲子園を目指すというストーリーだ。
続編ということで、『タッチ』でおなじみのキャラクターたちも登場し、最新11巻では、『タッチ』の上杉達也が約30年ぶりに登場。『タッチ』では描かれなかった甲子園決勝シーンが描かれ、話題を呼んだ。
秦 基博×あだち充、奇跡のコラボが実現
ベストアルバムにも収録されている「鱗(うろこ)」は、10年前の2007年にリリースされた秦 基博さんの2ndシングルにして代表曲。かねてより、秦 基博さんが大ファンだと公言していたあだち充さんとのコラボレーションによって、MVの制作が実現した。
『MIX』
今回の発表に合わせ、秦 基博さん、あだち充さんそれぞれより手書きのコメントが寄せられている。
この漫画は名作なんじゃないかと素直な原作者は思い切り勘違いさせていただきました。素晴らしい声と曲に感謝です。(あだち充)
あだち先生の作品と自分の歌がこんな風に出会うが来るなんて想像もしませんでした。本当に感動です。「MIX」、楽しみにしております。(秦基博)

この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント