東京藝術大学美術学部先端芸術表現科を卒業。ネットを中心に活動するアーティスト集団・カオス* ラウンジの展覧会への参加や、現在開催中の「富士山展β」への参加など、幅広く活躍中。
「だつお個展」が王子のコ本やで開催
以下、プレスリリースより。2013年にはこの場所で「だつお個展」としてだつおの作った「作品としてまだ形を持たないもの」が一堂に会しました。
今回はこれらの「もの」が誰かに所有されることを考え直し、その後に作られた作品も含めて改めて展示を開催します。
どうしても、大きな絵をキャンバスに描いたり同じルールでたくさん作ったり、「展示」してまとめて見せて「買ってもらう」ということができない。思いついたらすぐ作って、出来上がったらいますぐにでもだれかに見せたくなる。でもそれだけでは紙ペラや木片やデータが溜まって、結局なにがどこだかわからなくなる。いつか違う作品を作る時、それらを使うとしたら、もっときちんとしまっておかなきゃいけない。けどしまってるだけじゃ「作ったもの」は作りっぱなしだ。かと言って随時手を加えていたいわけではない。ただ、その「もの」の所在が変わって、見知らぬだれかが見るだけで何かが変わっていくとしたら、自分から離れる方がずっといい。自分の思いもよらない機会を被って、見たことない見方が発見されるように。
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イベント情報
だつお個展
- 日程
- 2017年1月24日(火)から2月12日(日)まで
- 時間
- 11:00~21:00
- ※月曜定休
- 場所
- コ本や honkbooks 〒114-0002東京都北区王子1-6-13 松岡ビル1F
だつお:2001年、インターネットでお絵かき掲示板に描き込み始める。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業、同大学院映像研究科修了。即発的に絵やイラストを描いたり映像を作ったりして、自分で作った形にならないものを、何度も違う形態の作品へと昇華しつづけている。http://datsuo.com
関連リンク
コ本や honkbooks
2016年より活動するメディア・プロダクション。映像や書籍の制作、展覧会やプロジェクトを企画し、活動拠点としてフラッグシップショップのコ本や(東京都北区王子※池袋に移転中)を運営する。青柳菜摘/だつお(アーティスト/1990年生まれ)、清水玄(ブック・ディレクター/1984年生まれ)、和田信太郎(ドキュメント・ディレクター/1984年生まれ)主宰。3人ともに東京藝術大学大学院映像研究科出身。最近の活動として、展覧会シリーズ「残存のインタラクション」企画(Kanzan Gallery, 2017)、「ワーグナー・プロジェクト」メディア・ディレクション(神奈川芸術劇場KAAT, 2017)、「新しい洞窟-もうひとつの岐阜おおがきビエンナーレ2017」ディレクション(2017)など。別名thoasa。
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