連載 | #1 古今東西ボードゲーム探検!

線香花火がゲームに! 緊張感と切なさを味わえる「センコウハナビシ」

線香花火がゲームに! 緊張感と切なさを味わえる「センコウハナビシ」
線香花火がゲームに! 緊張感と切なさを味わえる「センコウハナビシ」
ボードゲーム人気も広がりを見せるなか、最近は自宅はもちろん各地に店舗も増えたボドゲカフェに友達を誘って一緒に遊んだりという事も増えてきたのではないでしょうか。

とはいえ、いざ自分で買ってみて遊ぼうと思うと古今東西たくさんのゲームがありすぎてなかなかどれから始めてみたらいいのかわからない……という人もいるのでは?

そこで今回は、筆者が様々なゲームで実際に遊んで、連載としてレビューしていこうと思います!

様々なゲームを試すことが出来る場ということで、今回は130種以上のゲームを揃える渋谷のボドゲカフェ「JELLY JELLY CAFE Shibuya」にお邪魔して2人で遊ばせていただきました。

今回遊ぶのは、「センコウハナビシ」!

さて、初回である今回紹介するゲームはだれでもすぐに遊べて多人数でも遊べるものという点でのチョイスで、「センコウハナビシ」というボードゲームを遊んでみました。


制作しているのは“暮らしの中で「あったらいいな」と感じる紙の道具をつくるプロジェクト”である「かみの工作所」。パッケージやゲームのセットも厚手の紙に型抜きや箔押しといった加工がなされたグッズとして、目で見ているだけでも楽しめる内容になっています。
センコウハナビシ 紹介動画

火花のパーツにも長さの違いがあるだけでなく、パーツの先端に刺し足せるタイプも混ざっており、手元の慎重さとバランス感覚が試されます。

実際にあそんでみた!

はじめはらくらく

じゃんけんで順番を決め、交互にばんばん火花パーツを挿していきます。

まだまだ余裕(慢心)

たまにバランスを崩しつつも順調に続いていましたが、次第にぶら下がっている量も増えてきたところで手持ち役を代わろうとしたところで
ついに……

……………

手渡す瞬間の揺れであえなく落下。
OUT_gif

別れはいつも唐突なのです


写真だけで見ると本物の線香花火よろしくなんだか寂しい気持ちに……

つくり込みもなかなかのもの

紙の加工の綺麗さだけで目を引くだけでなく、細かいパーツのつくり込みもしっかりしています。

よくみると火球をはさむ切れ込みの長さに違いが

持ち手部分も切れ込みの長さで種類が分けられていて、深く切れ込んでいるものほど火球が落ちやすく難易度が上がる仕掛け。

火花を刺す役だけでなく、線香花火を持つ役がどれだけ揺らさず次の相手に手渡せるかも重要となるこのゲーム。今回は2人でのプレイでしたが、勝敗判定が微妙な場面もあったので判定役も入れることの出来る3人以上で遊ぶとさらに盛り上がりそうです。

しまうためのパッケージは花火らしくバケツ型

難しい説明書なしに初めての人とも楽しく遊べる「センコウハナビシ」、人数が集まった時にすぐに遊べるゲームとして活躍しそうです!
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