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作曲家・voidが語る、カプコン初の音ゲー「CROSS×BEATS」の魅力とは?

「CROSS×BEATS」公式PVより

カプコンが初めて送り出す、新感覚音楽ゲーム「CROSS×BEATS」。現在も大勢の人にプレイされており、既に20万ものダウンロードが記録されているほど賑わっている。
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そんな「CROSS×BEATS」を代表するといっても過言ではない楽曲「Azitate」は、いくつも存在する楽曲ジャンルの中でもハードトランスというジャンルに分類され、全体を通して耳に残りやすく聴いていて気持ち良くなる楽曲だ。この楽曲は、「CROSS×BEATS」の販促PVにも使用されており、デフォルトで解禁されている楽曲の中でも最大難易度を誇るほど、プッシュされている。
iOS『CROSS×BEATS』プロモーション映像
KAI-YOU.netでは、この「Azitate」を作曲した「void」さんに独占インタビューすることに成功した。楽曲提供者としての思い、そして音楽ゲームの1ユーザーとしての考えなど、普段耳にすることができない話をうかがった。

クリエイターとユーザー、両方の視点でCROSS×BEATSを視る

──CROSS×BEATSが発表された時に、どのような印象を受けましたか?

void 前から楽曲提供の話を受けていたので、「お、やっと新しい音楽ゲーム(以下:音ゲー)が出るんだな」という感じでした。デザインも格好良いし、今ではいくつかの会社が音ゲーを出しているので、音ゲーシーンを盛り上げてくれることは良いことだなと思います。

──実際初めてプレイしてみて、どう思いましたか?

void なんだこの難しいゲームは! ですかね(笑)。タッチして遊ぶ音ゲーの中でも判定は厳しいし、ノーツ(※1)が同じ判定箇所に連続してやってくるので初めてプレイする時は騙されやすいんですよね。いろんな音ゲーがありますけども、難しいところを集約した感じでしょうか。その代わり、やればやるほど上達していくので、努力が実を結ぶゲームです。(※2)

※1 タイミングよく判定ラインに合わせて流れてくるオブジェ
※2 高スコア等を目指す意味での難しさであり、初心者お断りの難易度ではありません

──voidさん作曲の『Azitate』ですが、格好良いですね!

void ありがとうございます(笑)。「CROSS×BEATS」は駆け出しの音ゲーなので、分かりやすい曲にしようと思いました。いつものようにクワイヤ(※3)やストリングスは抑え気味で、キックとシンセとピアノを分かりやすく、印象に残りやすくを意識しました。いわゆる音ゲー楽曲の王道ですね。
※3 ハリウッド映画の予告トレイラーで流れる楽曲で使われるような、大人数での合唱パート

──今後の「CROSS×BEATS」にはどのような期待を持っていますか?

void NAOKI(※4)さん、アーケード進出しましょう……!

「CROSS×BEATS」はiPhoneでもプレイできますが、画面が小さすぎてもやりづらいんです。だから、iPadでプレイすることをオススメしているんですが、アーケードに進出すれば、100円入れれば良好な環境で誰でもすぐに遊ぶことが出来るため、個人的にはアーケード化を期待しています。

インカム(売上)面でお店に貢献している音ゲーマー層は20代が1番多いのでしょうけど、ムーブメント的な盛り上がりには、やっぱり10代の人気が必要だと思います。主に高校生ですよね。ただ高校生だとiPadを誰でも買えるわけではありませんので、そういう意味で気軽に遊べるようにアーケード進出が必要なのかなと思いました。ゆくゆくは1つの文化になっていけば嬉しいですね。
※4 CROSS×BEATSプロデューサー

──音ゲーをやったことがないという方や、「CROSS×BEATS」をプレイされていない方に向けてコメントをいただけますか?

void 極めようとすると課金や時間が必要になりますが、DLして触るだけなら無料です。初めは色々と優遇されるのでとりあえずプレイしてみて下さい。初心者の方に向けられた簡単な曲が充実しています。音ゲーというと難しいイメージがありますが、それは難しい曲をプレイするから難しいのであって、ちゃんと簡単なものもあります(笑)。

そしてこの「CROSS×BEATS」は、他の音ゲーに比べて楽曲のラインナップが本格的なんです。最先端のクラブミュージックや、ミニマルテクノ、ラップミュージックなどの硬派なものから、キャッチーなポップスなどがバランスよく入っています。「音ゲーは音楽があってこそのゲームだ!」と思う方には、是非ともやっていただきたいです。数々の音ゲーの中でも差別化できている点の1つですからね。

ゲームセンターだと、いちいち100円入れなければいけないし、人にプレイを見られるからと躊躇している方は多いと思います。ですが、ダウンロードしてしまえばとりあえず遊べますし、最初は課金もほぼ必要ないので想像以上にお金もかかりません。誰かにプレイを見られる心配もありません。1度プレイしてみてから判断してみてください。もしかすると、音ゲーって楽しいのかもと思えるかもしれません。ただ、インターネット回線費用は別ですよ(笑)。

──最後に、今の音ゲー状況について、voidさんはどう思われていますか?

void 昔から音ゲーを遊んできた身としては、色々な音ゲーが新たに出てきたことによって、遊ぶ側もつくる側も面白い時代になったと思います。多くの企業が音ゲー事業に参戦しているため、いくつもの音ゲーを私たちユーザーが選ぶことができます。選択肢が増えることは良いことですし、それによってさらに音ゲーをプレイする人が増えるようになったら良いなと思います。


執筆者:ぴの

void // ヴォイド

Composer

商業音楽ゲームに楽曲を提供・発表、同人活動ではオリジナルCDを頒布し、何事にも精力的に活動している作曲者。Tranceを得意ジャンルとし、HouseやTechnoなどクラブミュージックにも精通。オーケストラやバラードまで多種に渡るジャンルを手がけている。哀愁を感じるようなメロディアスかつエモーショナルな作曲をモットーとする。

void

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