アルバム発売に際して、ロックバンド・凛として時雨のドラマーであるピエール中野さん、イラストレーター・岸田メルさん、シンガーソングライター・大森靖子さん、「DJまほうつかい」名義で音楽活動も行う漫画家・西島大介さんら各界の著名人から寄せられたコメントが公開された。
元BiSのコショージメグミを擁する4人組アイドルユニット
Maison book girlは、ソロアイドルプロジェクト・いずこねこを手がけた音楽家・サクライケンタさんプロデュースのもと、2014年11月に結成されたアイドルグループ。アイドルユニット・元BiSのコショージメグミさん、講談社のアイドルオーディション企画「ミスiD 2015」のファイナリスト・矢川葵さんと、井上唯さん、和田輪さんの4人からなる。
現代音楽とアイドルポップスを融合させた音楽性のほか、アイドル活動と同時にファッションブランドも展開し、スタイリッシュなグッズや衣装などでも話題を呼んでいる。
各著名人からのコメントが到着!
Maison book girl / bath room / MV
アルバム、じっくり聞かせて頂きました。
なんでサクライさんの音楽はこんなに染みるんだろうなあとずっと考えてます。
たぶん、自分が好きな空気感?のようなものをそっくりそのまま感じるからなんですが、曲を聴いて浮かぶビジュアルが 自分が本来表現したいものととても近いんですよね。といっても、憧れのようなもので今僕が描くような絵とは違うんですが…。
というわけで、以下、コメントです。
柔らかいのに鋭利、濁っているのに清潔。崩壊一歩手前の美しさ。
リズムや声、音色のひとつひとつが物語を紡ぐよう。
ブクガの曲には、僕が子供の頃から憧れていた理想郷が詰まっています。岸田メル(イラストレーター)
硬派でプログレッシブなアプローチが多々登場する独創性の塊のようなサウンド。重なるメンバーの歌声はポップでもあり、強烈な刹那を感じさせてくれる。どこで聴いても、例えば、ありふれた街の景色にも不思議な程に馴染むから、再生したくなる中毒性がある。独自の世界観を貫く格好良さが詰まっているし、あと何が良いって、音が超良くて、冷たい。これ、アイドルへのコメントとは思えないけど、アイドルなんだよね。ピエール中野 (凛として時雨)
サクライケンタの混沌が、女子中学校のグラウンドで、もう何年も何億週もぐるぐるぐねぐねとうねり続けている。
彼が何を待っているのか、何から逃げているのか、なんの意味もないのか、誰も知らない。
砂も鉄棒も兎も女生徒も、雨と間違えて音が降ってきた日の朝、みーんなグラウンドに出てきて、ちっちゃい前ならえをして整列する。
朝礼が終わると、ブクガのメンバーは全てのテスト問題を捨て、透明に踊る。とても静か、とても清らか。
本当はその音を降らせているのは、本当は学校の神様は、本当は世界をつくっているのは、本当に愛しているのは、
ね。大森靖子(シンガーソングライター)
一筋の光も射さないダークな室内楽。意思を剥奪された四人の死体が歌っているかのようなインモラルさ。これこそが文化。西島大介(漫画家・DJまほうつかい)
特設ページには、上述のほかにも、人体実験パフォーマンス集団・電撃ネットワークのギュウゾウさん、イラストレーター・かとうれいさん、「ミスiD2015」にてグランプリ受賞の水野しずさん、タレント・ぱいぱいでか美さん、劇作家・根本宗子さん、美容室「vetica」のディレクター・内田聡一郎さん、SHIBUYA GIRLS POP主宰・加藤カトリーヌさんら26人の著名人からのコメントが寄せられている。ロリコンだけど才能あるサクライケンタの本領発揮!吉田豪(プロインタビュアー)
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