私、はるしにゃんによる幾原邦彦を論じる原稿の連載第3回目では、『少女革命ウテナ』論の後編を掲載する。
前回の『ウテナ』論の前編では、永遠という幻想を欲望するウテナが、倒錯的に「不可能としての革命」を敢行し、対照的に従順な女を演じるアンシーと対になる形で、友情でつながった1つの個性として描かれている様を論じた。
では、果たして、『ウテナ』における革命とはなんだったのか? それはどのように成就されたのか?
連載記事
Vol.1 少女的理想と現実の狭間にゃん
Vol.2 ウテナと革命の精神分析にゃん
剣術というファルス権力のバトルフィールドを変革すること
『ウテナ』では、欲望を、自我を抑圧したアンシーという究極的な太母的女性を巡って剣術によるバトルが行われる。
ここでの決闘が「剣術」によるものであることは象徴的である。単に中世的な騎士道を指し表すのみならず、剣とはもちろん精神分析学的にはやはり男根であり力の...
前回の『ウテナ』論の前編では、永遠という幻想を欲望するウテナが、倒錯的に「不可能としての革命」を敢行し、対照的に従順な女を演じるアンシーと対になる形で、友情でつながった1つの個性として描かれている様を論じた。
では、果たして、『ウテナ』における革命とはなんだったのか? それはどのように成就されたのか?
連載記事
Vol.1 少女的理想と現実の狭間にゃん
Vol.2 ウテナと革命の精神分析にゃん
剣術というファルス権力のバトルフィールドを変革すること
『ウテナ』では、欲望を、自我を抑圧したアンシーという究極的な太母的女性を巡って剣術によるバトルが行われる。
ここでの決闘が「剣術」によるものであることは象徴的である。単に中世的な騎士道を指し表すのみならず、剣とはもちろん精神分析学的にはやはり男根であり力の...
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