東横線・田園都市線を運営する東京急行電鉄は、都心部の深夜勤務者のために東横線・田園都市線で終電を延長することなどを2013年10月30日(水)に発表した。実施日は、2013年12月6日(金)、13日(金)、20日(金)、27日(金)の4日間だ。
この度、その東横線・田園都市線が、2013年末に試験的に終電を延長することなどが発表された。あわせて、深夜時間帯の運転区間も延長となる。これは、「都心部の深夜勤務者の移動手段を確保することなどを目的」として試験的に運用する施策とのことだ。
一方、田園都市線の方は、現在、渋谷始発下り面への終電は、24時42分発、鷺沼駅へは25時09分着の列車となっている。これが延長され、東横線と同じく各駅停車2本が増発、25時00分発の方は、鷺沼駅に25時29分着、25時15分発の方、鷺沼駅に25時44分着となる。これにより、鷺沼駅へ最大で35分の繰り下げとなる。
さらに、東横線では、現在運転されている元住吉行きの終電を、横浜駅にまで運転区間を延長する。田園都市線でも、24時37分発の鷺沼行きの列車を、長津田駅まで区間延長して運転する。
今回の東京急行電鉄の終電延長はあくまで試験的なものとされているが、これが正式導入となれば、深夜まで頑張って働いているサラリーマンには嬉しい反面、終電を口実に仕事を切り上げる身の上には過酷な施策となるかもしれない。
都心部から神奈川県を結ぶ東横線・田園都市線
東横線は、東京都渋谷区の渋谷駅と神奈川県横浜市西区の横浜駅を結ぶ鉄道、田園都市線は、同じく渋谷駅から神奈川県大和市の中央林間駅までを結ぶ鉄道。両路線は深夜帯、都心部で勤務し、神奈川方面に帰宅するサラリーマンの疲れた体を自宅まで送り届けてくれる路線として重宝されている。この度、その東横線・田園都市線が、2013年末に試験的に終電を延長することなどが発表された。あわせて、深夜時間帯の運転区間も延長となる。これは、「都心部の深夜勤務者の移動手段を確保することなどを目的」として試験的に運用する施策とのことだ。
終電の繰り下げや運転区間の延長
東横線は現在、渋谷始発下り方面への終電は、24時47分発の、元住吉駅25時09分着の列車だ。これが、実地日にあたる4日間は、試験的に各駅停車2本が増発され、25時00分発の方は菊名駅に25時32分着、25時20分発の方は元住吉駅に25時43分着となる。 菊名方面には13分、元住吉方面には33分の繰り下げとなる。一方、田園都市線の方は、現在、渋谷始発下り面への終電は、24時42分発、鷺沼駅へは25時09分着の列車となっている。これが延長され、東横線と同じく各駅停車2本が増発、25時00分発の方は、鷺沼駅に25時29分着、25時15分発の方、鷺沼駅に25時44分着となる。これにより、鷺沼駅へ最大で35分の繰り下げとなる。
さらに、東横線では、現在運転されている元住吉行きの終電を、横浜駅にまで運転区間を延長する。田園都市線でも、24時37分発の鷺沼行きの列車を、長津田駅まで区間延長して運転する。
都心部の終電延長措置
2013年に入って、大阪市営地下鉄の一部が終電延長となった。また、東京メトロも、11月1日(金)から丸ノ内線を、12月2日(月)から東西線を平日の一部区間で終電の延長を実施する。これは、国と東京都、そして東京メトロのが2013年7月に始動させた「東京の地下鉄の運営改革会議」で検討課題になったサービス改善策の一環である。今回の東京急行電鉄の終電延長はあくまで試験的なものとされているが、これが正式導入となれば、深夜まで頑張って働いているサラリーマンには嬉しい反面、終電を口実に仕事を切り上げる身の上には過酷な施策となるかもしれない。
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