KREVAさんをはじめ、SKY-HIさん、KEN THE 390さん、SHINGO☆西成さん、AKLOさん、サイプレス上野とロベルト吉野さん、MIYAVIさん、阿部真央さんといったヒップホップからロック、ポップスといったあらゆるジャンルのアーティストたちが集結し、この日だけの貴重なコラボレーションなど、圧巻のステージが繰り広げられた。会場では、2011年に行われたKREVAさんの新しい音楽劇「最高はひとつじゃない」が2014年1月に形を変えて再演されること、そして、KREVAさん初のライブアルバム『SPACE TOUR』が2013年12月4日(水)にリリースされることが発表された。
熊井吾郎さんがDJプレイを終えたと同時に、後方にあるセカンドステージにサイプレス上野さんが登場。和やかなMCでは、思わず笑顔がほころび「ヒップホップ体操」で観客の体をほぐしあげる。
そして、ついにメインステージに、半生バンドスタイルのKREVAさんが「Feel It In The Air」のイントロと共に登場し、本編が幕を開けた。そのままワンコーラスを歌い終えると、すかさずコール&レスポンスが印象的な「OH YEAH」がドロップされる。昨年2012年度とは違い、ついに9月8日が正式認定されて開催される今回の「908 FES」に対し〝今年はもっとヤバいんですよ、今年は~〟のMCが入ると、そのまま、夏のアンセム曲「イッサイガッサイ」へ突入。そして、まさに、この日9月8日(日)こそが、王者の休日だ!と言わんばかりに、「王者の休日」が歌い上げられる。
注目の若手が次々と圧巻のステージを!
会場が温まった後には、メインステージ後方にあるセカンドステージにKLOOZさんが登場。KREVAさんプロデュースの楽曲「It's My Turn」を披露すると、今度はメインステージに、昨年2012年度は、諸事情で参加することができなかった、SKY-HIさんが満を持して登場。「RULE」で会場を盛り上げると、披露するのは2回目だと言うKREVAさんの「言ってなカッタカナ?」のREMIX、そしてメジャーデビュー第1弾となった「愛ブルーム」で観客を沸かせた。
続いてKEN THE 390さんが「What's Generation」、そして圧巻の高速フリースタイルで観客を圧倒。そして、「2階建ての家を買おう」では、なんとKREVAさんがサプライズで登場し華麗にサビを歌い上げる。この日だけのスペシャルなコラボレーション「2階建ての家を買おう feat.KREVA」には、多くの観客が興奮し一際大きな歓声を上げた。
プチ超ライブ開催!
ここで終わりかと思いきや、KREVAさんが〝せっかくここまで来たんだから、ちょっとやってっちゃいなよ〟と紹介すると、スクリーンに「プチ超ライブ祭り in SAITAMA」の文字が映し出される。KEN TEH 390さんとSKY-HIさんによる「CRITICAL POINT」、そしてKLOOZさんを招いた「Lego!!」Remixが披露された。
美しいピアノの音色と共に登場したのはAKLOさん。「RED PILL」、「NEW DAYS MOVE」、そしてサッカーとヒップホップシーンを重ねあわせた「サッカー」では、またもやサビの場面でKREVAさんが登場。歌い終えステージ裏へはけようとするKREVAさんを、AKLOさんが一生のお願いとばかりに呼び止めると、まさかの2曲連続のコラボとなる「YOUR LANE feat.KREVA」が実現した。
スクリーンに「NEXT STAGE IS ???」の文字が映し出されると、セカンドステージには「おれー!」の掛け声と共にKREVAさんが登場。押し語り×ボコーダーという世界的にもほとんど見られないスタイルで「Tonight」を高らかに歌い上げる。美しい音色や、淡いメロディーによって、観客を見事に癒す。
そして、メインステージには、真っ赤なスーツを纏った、王者の貫録を漂わせるKREVAさんが再び半生バンドスタイルで登場。「パーティーはIZUKO?」を披露すると、ステージ上に出演者のサイプレス上野さん、SKY-HIさん、KEN THE 390さん、KLOOZさんに加え、HI-SOさん、そして、LBさんもサプライズで登場し、昨年2012年度では実現できなかった全員での豪華マイクリレー「PROPS」が揃い踏みされた。
マジで半端ない!!!
「PROPS」を終えたあとには、SKY-HIさんとKEN THE 390さんがステージ上に残り、さらにはMIYAVIさんが招き入れられた。ステージ両サイドに、炎が吹き上がると同時にスペシャルコラボレーション「ファンキーグラマラス feat. KEN THE 390,SKY-HI,MIYAVI」が披露される。KREVAさんのバースに続き、それぞれが、恐らくこの曲のために書き下ろしたであろうオリジナルのリリックでラップをぶちかます。その凄まじい盛り上がりには、そこにいた誰もが〝マジで半端ない!〟と感じたことだろう。
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