ホロライブに所属するVTuber・一伊那尓栖(にのまえ・いなにす/Ninomae Ina'nis)さんが9月19日、オリジナル楽曲「Abyssal Hymn」のアニメーションMVをYouTubeで公開した。
「Abyssal Hymn」は、2026年2月にリリースされた1st EP『re:VISION』の収録曲。作詞/作曲を未来古代楽団の砂守岳央さん、編曲を吉田和人さん、アニメーション制作をRETICLES(レチクルズ)が担当している。
一伊那尓栖さんはMV公開後、「すべてのパズルのピースが揃った」とXに投稿(外部リンク)。
『re:VISION』を通して描かれるひとつの物語を読み解くヒントとして、各楽曲の「どの部分が、どの言語で歌われているか」に注目するようファンへ呼びかけている。
2021年から続く一伊那尓栖の作品群『re:VISION』
『re:VISION』は、一伊那尓栖さんが2021年に発表した初のオリジナル曲「VIOLET」から続く、一伊那尓栖さん自身の“神話”をモチーフにした物語をまとめた作品。

「Abyssal Hymn」アニメーションMV/画像はYouTubeより
「VIOLET」「Meconopsis」「TEMARI」「TAKO∞TAKOVER」「タコダチのうた」「Abyssal Hymn」など全7曲を収録している。
海外メディア「Anime Trending」が5月に公開したインタビューで一伊那尓栖さんは、「VIOLET」の制作当時には物語の行き先を固めておらず、「TEMARI」(2024年発表)のアイデアを詰める頃に方向性が明確になったと振り返っている(外部リンク)。

「Abyssal Hymn」MVの一場面/画像はYouTubeより
今回、物語のクライマックスとなる「Abyssal Hymn」のMVが公開。
公開後、一伊那尓栖さんはXで、「Abyssal Hymn」だけでなく『re:VISION』の全楽曲について、歌われている言語に注目すると物語を読み解く助けになると示唆。
日本語と英語を行き来する楽曲群そのものが、長年展開されてきた物語を読み解く手がかりになっているようだ。
イラストも自ら手がける“古き神の司祭”一伊那尓栖
一伊那尓栖さんは、2020年9月にホロライブEnglishのグループ・MythのメンバーとしてデビューしたVTuber。
キャラクターデザインは、ライトノベル『キノの旅』の表紙/挿絵などを手がけたイラストレーター・黒星紅白さんが担当している。

一伊那尓栖さん/画像は公式サイトより
公式プロフィールは、ある日拾った「変な本」をきっかけに触手を操る力を得た“古き神の司祭”。ゲーム実況や歌だけでなく、イラスト制作を得意とすることでも知られる。
自身の楽曲でもビジュアル制作に関わっており、「VIOLET」のMVイラストや『re:VISION』のジャケットを自ら手がけている。

RETICLESが手がけた「Abyssal Hymn」MV/画像はYouTubeより
5月には、約20秒の「Abyssal Hymn」のティザー映像を公開。一伊那尓栖さんは当時、MVについて『re:VISION』で描きたかった物語のクライマックスを表現する映像作品になると説明していた。
また、同年の誕生日に大規模な3Dライブを行わなかった理由の一つとして、このMVの制作に予算を注ぎ込むためだったとも語っている。
MVを手がけたRETICLESは、アニメ『時光代理人 -LINK CLICK-』関連映像などにも参加する制作チーム。一伊那尓栖さんもその作品を見て、一緒に仕事をしたいと考えていたという。
MV公開直前には、すぐに自身の解説を行わず、ファンに作品を咀嚼する時間を取ってほしいとも投稿。
一伊那尓栖さんによる「Abyssal Hymn」のリリースパーティーにあたるライブ配信は、MV公開から数日後に行われる予定だ。
この記事どう思う?
関連リンク

0件のコメント