VTuber事務所・ホロライブプロダクションを運営するカバー株式会社が10月28日(水)、所属タレントの個人情報に関する虚偽の投稿を行った人物を特定し、示談が成立したと発表した。
声明によれば、対象者は未成年者であり、その親権者が損害賠償金の支払いと今後の監督を約束したという。
同社は今回の発表で、タレントの私生活に関する情報について、真偽にかかわらず投稿/拡散することで権利侵害行為になり得ると注意喚起している。
カバー社、所属タレントの個人情報に関する虚偽の投稿を受け示談成立
カバー社によると、対象者は所属タレントの個人情報について、事実と異なる内容を真実であるかのようにインターネット上に掲載していた。
この投稿について、裁判所が権利侵害を認めたことから、同社は発信者情報開示請求を通じて投稿者を特定。
その後の交渉で、投稿の削除、謝罪文の提出、損害賠償金の支払い、同様の行為を繰り返さないことの確約、違反した場合の違約金などを条件に示談が成立した。
賠償金の具体的な金額や、対象となったタレントの名前などは公表されていない。
タレントの私生活に関する情報は、真偽を問わず権利侵害となる可能性
今回の発表でカバー社は、インターネット上で他人の私生活に関する情報を扱う際の注意点についても説明している。
所属タレントに対する侮辱や暴言、事実無根の情報の拡散は、権利侵害に当たる可能性があると説明。
また、タレントの私生活に関する情報は、それが事実であっても、根拠のない憶測であっても、本人の権利を侵害する可能性があると指摘した。
さらに、第三者が投稿した権利侵害情報をリポストする行為についても、法的責任を問われる場合があるとして注意を呼びかけている。
カバー社はこれまでも所属タレントに対する誹謗中傷や権利侵害行為への法的措置を進め、その対応状況を定期的に公表してきた。
7月にも、所属タレントへの誹謗中傷を行った人物との示談成立を報告している。
同社は10月20日付の別の発表でも、誹謗中傷などの投稿を見かけた際には、自身で対応したり、引用/転載などで拡散したりせず、各プラットフォームの通報機能や同社の専用窓口へ報告するよう呼びかけている。
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