ホラーアンソロジー『呪いの☒☒』が、4月9日(木)に幻冬舎文庫より刊行される。価格は858円(税込)。
作家陣としては、三津田信三さん、澤村伊智さん、芦花公園さん、背筋さん、北沢陶さん、上條一輝さんが参加。
「日常に潜む暗闇から滲んだ〈呪い〉」をテーマに、6つの物語が収録されている。
日常に潜む呪いを描くホラーアンソロジー『呪いの☒☒』
本書では、地方都市に蔓延する穢れ、交換日記に潜む怨念、無人古書店の記憶、模倣作品に宿る呪詛など、身近な風景に差し込まれた異物としての「呪い」が描かれる。
社員研修や名家の儀式といった、制度や習慣の中に潜む悪意も題材となっており、幻冬舎の紹介文によれば読者の「気づかぬうちに“それ”は、あなたをあちら側に引きずり込む」構造が特徴のようだ。
『呪いの☒☒』/画像は幻冬舎公式サイトより
世代を超えた実力派ホラー作家たちが集結
『呪いの☒☒』には、世代を超えた実力派ホラー作家が集結している。
三津田信三さんは、『厭魅の如き憑くもの』から続く「刀城言耶」シリーズや、『のぞきめ』などで知られる、ミステリーと怪異のジャンルを横断して活動してきた作家。
澤村伊智さんは、『ぼぎわんが、来る』や『怖ガラセ屋サン』など、現代社会を舞台にした恐怖描写で支持を集めてきた。
芦花公園さんは『ほねがらみ』『楽園〈パライソ〉のどん底』など、日常を侵食する不穏さを得意とする作家。『近畿地方のある場所について』の刊行以来、ホラーブームの中心で活動を続ける背筋さんも参加する。
さらに、『ポルターガイストの囚人』『深淵のテレパス』など、超常現象と心理の接点を描く作品で注目される上條一輝さんや、3月に『花檻の園』を刊行したばかりの北沢陶さんといった新鋭も名を連ねることで、世代や作風の異なる呪いが交差するアンソロジーとなっている。
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