OpenAI社が、動画生成AI「Sora」のサービス終了を発表した。
「Sora」運営チームは公式Xで、ユーザーに向けて「Soraで創作し、共有し、コミュニティを築いてくれたすべての人に感謝します」とコメント(外部リンク)。
今後、アプリおよびAPIの終了時期やデータ保存に関する詳細が案内される予定としている。
OpenAIが開発してきた動画生成AI「Sora」
「Sora」は、2024年にOpenAIの「ChatGPT Plus」「ChatGPT Pro」ユーザー向けにリリースされた動画生成AI。2025年から「Sora 2」の提供が開始された。
ユーザーは「Sora」にプロンプトを入力するだけで、最大1分程度の動画を生成できた。
アニメーションやフォトリアルな表現まで幅広く生成可能な一方、著名人や故人の姿をリアルに再現したディープフェイク動画が急速に拡散。
英語圏の人気ストリーマー・IShowSpeedさんが「Sora 2」リリース直後の2025年10月、自身を模倣したAI生成動画に対して強い懸念を表明する事態になった。
ディープフェイクや既存キャラの模倣が議論に
また、ディープフェイク以外にも、アニメやゲームなど既存作品やキャラクターに酷似したAI生成物が投稿・拡散される動きが加速。
特に「Sora 2」が、著作権や肖像権についてオプトアウト方式(=本人が反対を表明しない限り同意したものとみなす)で運用されている点について、批判する声も寄せられていた。
これについて、一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)は2025年10月、Open AIに対し要望書を提出している。
一方で、当初「Sora」に対してコンテンツの使用不許可を通告していたウォルト・ディズニー・カンパニーは2025年12月、「Sora 2」のコンテンツライセンスパートナーとなる契約を締結。
10億ドル(約1550億円)の株式投資を行い、200を超えるキャラクターを提供することとなっていた。
米のエンタメ系メディア・The Hollywood Reporterは、今回の「Sora 2」のサービス終了を受け、ディズニー社とOpenAI社の契約は白紙に戻る予定とだと報じている(外部リンク)。
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