スウェーデン語を話す一般市民が、突然『美少女戦士セーラームーン』のように変身し、悪と戦う謎の映像──
3月9日にYouTubeで公開された、1990年代の日本アニメを彷彿とさせる映像が、日本でもにわかに話題となっています!
なんとこれ、スウェーデンの公務員労働組合「Fackförbundet ST」による公式キャンペーン動画。
職員と思しき面々が“民主主義の守護者”として華麗に変身し、民主主義の脅威へと立ち向かうべく戦う公務員たちの姿が熱く描かれています。
【画像】90年代を感じる変身シーン民主主義を守るため、公務員たちが立ち上がる!
アニメは、平和そうな職場に突如“紫色の煙”が現れるところからスタート。
この煙は、軽率な決定、疑念、憎悪、公務員への責任追及の強化──などといった、民主主義を脅かすもののメタファーとして描かれていると説明されています。
忍び寄る民主主義への脅威/画像はFackförbundet ST公式YouTubeチャンネルから
そんな脅威に対して、デスクワークを行っていた公務員3人が華麗に変身! この変身シーン(いわゆる変身バンク)にも、『美少女戦士セーラームーン』や現代で言うところの「プリキュア」など、変身して敵と戦うアニメの面影を感じさせます。
90年代を感じます/画像はFackförbundet ST公式YouTubeチャンネルから
変身した3人は、それぞれ必殺技らしき攻撃を展開。一人は笛による超音波攻撃か、もう一人は両肩からレザービーム的何かを放射、そして3人目はスカウターのような特殊サングラスで的の弱点を見抜いたか。
それぞれが繰り出した攻撃によって見事に脅威を打ち破る、高クオリティーのショートアニメーションとなっています。
まずは超音波攻撃で相手を弱らせるんですね/画像はFackförbundet ST公式YouTubeチャンネルから
両肩から何かを照射しています。もはやこれがトドメの一撃のような気も/画像はFackförbundet ST公式YouTubeチャンネルから
3人目はどんな攻撃なのか不明。分析担当? だとしたらなぜ3人目/画像はFackförbundet ST公式YouTubeチャンネルから
ドヤ〜〜〜〜〜/画像はFackförbundet ST公式YouTubeチャンネルから
スウェーデンの公務員PRアニメ その名も「民主主義の守護者」
私たちの生活に不可欠であり、民主主義を守る存在として必要とされる公務員。そんな彼らの活躍をプロモーションするために、このキャンペーン「Guardians of Democracy(民主主義の守護者)」の動画は制作されました。
また、スウェーデンの公務員労働組合の公式サイトには、そんな“民主主義の守護者”の一員になれるちょっとしたカメラ機能も搭載。
Webカメラを起動して自身の顔写真を撮影すると、「Guardians of Democracy」のロゴマークがあしらわれたクールな画像を作成することができますよ。
民主主義の守護者になれる!/画像はFackförbundet ST公式サイトから
手がけたのはスウェーデンのアニメ制作会社「Brikk Animation」
映像を手がけたのは、スウェーデンに拠点を構えるアニメーション制作会社・Brikk Animation。『Minecraft(マインクラフト)』『LEGO』『Roblox』といった、有名タイトルのトレーラー映像を制作していることでも知られています。
同国を拠点としていることにちなんだ作品のトレイラーも多く手がけており、北欧のヴァイキング文化にインスパイアされたサバイバルゲーム『Valheim』の映像なども担当。
さらに、人気タクティカルシューター『VALORANT』に登場するスウェーデン出身のエージェント・ブリーチが、地元の伝統的な料理を食べるモッパンのアニメーションなども制作しています。
ビデオゲーム好きであれば一度は観たことがあるかもしれない、Brikk Animationのアニメーション。お堅い職業だと思われがちな公務員の活躍を、ポップに描くアニメーションもなかなかいいものですね!
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世界のファンダムは今、何に熱狂し、議論し、愛を注いでいるのか? 日本でのブーム前夜、知る人ぞ知るインディー作品から、超大作の知られざる文脈まで。 コミック、アニメ、ゲーム、音楽、ドラマ、映画──国内メディアではまだ語られていない、世界で熱く広まるであろう情報をキャッチ。 KAI-YOU編集部独自の視点で世界のポップカルチャーの現在地を紹介します。
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