ソーシャルVR・VRChatが、宇宙をテーマにしたクリエイター向けコンテスト「Space Jam 3」を開催している。応募期間は2月18日から4月5日(日)まで。
Space Jamは、VRChatが宇宙開発推進団体・National Space Society(NSS)、および海外プラント・施設EPC事業会社の日揮グローバル(JGC)と共同で開催しているコンテスト。宇宙がテーマのVRChatワールド、および映像作品を募集する。
入賞作品には賞金などが授与されるほか、オーストラリアで開催されるリアルの美術展でも展示されるという。
VRChat公式ワールドジャム「Space Jam」
VRChatは、アメリカのVRChat inc.が運営するソーシャルプラットフォーム。
PCやスマートフォンに加え、VRヘッドセットを併用してアクセスでき、ユーザーは好きなアバターで人々とコミュニケーションを楽しみ、クリエイターたちがつくったワールド(3D空間)を訪れることができる。
「Space Jam 2」最優秀賞ワールド「Stellarya」/筆者撮影
Space Jamは、VRChatが定期的に開催している制作コンテスト(通称「ジャム」)のひとつで、宇宙探査や宇宙開発をテーマに掲げるシリーズ。NSSが運営・審査を行っており、第1回は2024年、第2回は2025年に開催された。
VRChatでは、Space Jam以外にもハロウィンをテーマにした「Spookality」や映像制作コンテスト「Film Jam」など、さまざまなジャムイベントを展開しており、クリエイターコミュニティの活性化を図っている。
NSSの理念声明をテーマにワールドを制作 優勝者には賞金5,000豪ドル
Space Jam 3は、これまでのワールド制作部門に加え、新たに映像制作部門が新設。
ワールド制作部門では、NSSの理念声明をテーマにしたワールド制作が求められる。NSSの理念声明では、人類の生存、成長、繁栄、そして知識への探究心という4つの柱のもと、地球外への文明拡張を目指すビジョンが示されている(外部リンク)。
「Space Jam」最優秀賞ワールド「Scarlet Monarch MKII」/筆者撮影
ワールド部門の賞金は1位が5,000豪ドル(約54万7,000円)。上位入賞チームには、VRChatアカウントに設定できる限定バッジが付与され、1位チームは次回のSpace Jamで審査員をつとめる権利も得られる。
また、入賞作品は4月20日(月)から5月18日(月)まで、VRChat内でフィーチャーされる。
映像部門は最大10分の作品を募集 入賞作品はVRChat公式プレイリストへ加入
一方の映像制作部門では、ワールドと同様にNSSの理念声明をテーマに、VRChat内で撮影された1〜10分の映像作品を募集する。英語字幕が必須で、生成AIの使用は全面的に禁止されている。
1位の賞金3,000豪ドル(約32万8,000円)。ワールド制作部門と同様に限定バッジが付与されるほか、入賞作品はVRChat公式YouTubeチャンネルの特別プレイリストにも掲載される。
そして、ワールド制作部門/映像制作部門ともに、全入賞作品がオーストラリアで開催される“リアル”の美術展に展示される予定だ。
「Space Jam」受賞ワールド「Generations - Project RAMA」/筆者撮影
なお、こうしたジャムイベントの投稿作品はハイクオリティなものが多い。クリエイターとして参加するもよしだが、応募者が投稿するワールドをめぐる“宇宙の旅”も、一般ユーザーにおすすめできる楽しみ方だ。
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