音楽ユニット・GARNiDELiA(ガルニデリア)のボーカル・MARiA(メイリア)さんが9月2日、同日発表されたユニットの無期限活動休止に対して自身のXでコメントした。
経緯を振り返る中で、「この数年間 私の活動に対する対価が所属事務所から正式に支払われていないということが第三者を通じて発覚しました 時には支払われていないものもあると思います」と報酬の未払いを告発。
同時期には事務所の社長からのハラスメントもあったと主張し、「体力も気力も限界」を迎えていたと説明した。
同日朝に発表されたGARNiDELiAの無期限活動休止については、MARiAさんには知らされておらず、突然の出来事だったという。
MARiA、事務所の社長から責め立てられたと告白 8月には解除通知を提出
MARiAさんは発表の中で、報酬の未払いが発覚して以降の状況について、「もちろん信じたい気持ちもありましたが、意見を言える空気ではなく恐怖心もありましたので確認しようにもできませんでした」と説明。
加えて、この数年間「意識が朦朧とするくらいの目まぐるしい日々」だったとした上で、「私自身おかしくなっていた環境だったのだと思います」と振り返った。
そうした中でも「心を無にして考えることをやめて ひたすら本番、撮影、ステージに立ち続けました。ステージにいるときはファンの皆が私に勇気と元気をくれました。ほんとにありがとう」と感謝を述べた。
しかし、「社長からは態度がおかしいとか、お前はどういうつもりをしてるのか?と責められたりしていました。その時の私は体力も気力も限界を迎えていたため 昨年にはスケジュールをおさえさせてほしいと伝えたり 昨年いっぱいで辞めさせてほしいと伝えたこともありました」と告白。
精神的に追い込まれたMARiAさんは、「今年の8月に個人的に弁護士さんを通して事務所に解除通知を出しました」と報告した。
続けて、「なぜメンバーと一緒じゃなかったかというのは、正直周りに居るスタッフ全員、信じられなかったからです。社長に伝わってしまうのではないかと怖くて、相談することもできませんでした」と当時の心境を吐露。
さらに「思えばもう結構前から崩壊していたんだと思います」とも明かした。
GARNiDELiAの今後について、メンバーtokuとの話し合いも叶わず
ボーカルのMARiAさんとコンポーザーのtokuさんの2人によって2010年に結成され、2014年3月にTVアニメ『キルラキル』OP主題歌となる『ambiguous』でメジャーデビューしたGARNiDELiA。
以降もアニソンを中心に活躍を続けたほか、2016年に発表した「極楽浄土」のダンス動画がアジア圏を中心にヒット。中華圏での人気の高さでも知られている。
今回のMARiAさんの主張が事実だとすれば、GARNiDELiAはここ数年、所属事務所である株式会社スーパーディレクションとの間で問題が生じていたことになる。
MARiAさんによれば、「GARNiDELiAに関しては 事務所の監視を離れた場所でとくと話し合いをして今後のことを検討していきたかったのですが、それが叶わず、私なりにどうしていくか模索していたところだった」とコメント。
そうした中で、tokuさんおよびユニットが突然活動休止を発表。「ショックだったのととても悲しい気持ちです」と心境を明かしつつ、「2人で新しい一歩を踏み出せると思っていました。ですが、とくにはとくの想いもあるかと思います」と、理解を示す姿勢を見せた。
最後には「メンバーと争うために行動を起こしたわけではないので 彼に対しての暴言や攻撃するような言葉はお控えいただけましたらと思います」と呼びかけている。

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1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:12844)
話が本当ならヤバい事務所ってことになるけど、
メンバーに相談もせずに自分で解除通知出しといて、活動休止の発表に対して、あのわざとらしいリアクションは信頼度下げただけだろ。
何も聞かされてなかったどころか、自分から動いてんじゃねぇか。