『新世紀エヴァンゲリオン』をはじめ、数々のアニメでメカニックデザインを手がける山下いくとさんの画集『エヴァンゲリオンANIMA 山下いくと画集』が、2月19日(水)にKADOKAWAから刊行される。
アニメを原作とした小説『エヴァンゲリオンANIMA』の執筆でも知られる山下いくとさんにとって初の画集には、同作のカラーイラストや設定画、さらにはTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のイラストを収録。
加えて、「エヴァンゲリオンのデザインができるまで」「エヴァンゲリオンANIMA誕生の経緯」といった、本人が今だからこその内容を語った独占インタビューも掲載されている。
メカニックデザイナーの重鎮・山下いくととは?
山下いくとさんは1965年生まれ、岐阜県出身の漫画家/メカニックデザイナー。漫画家としては、『ダークウィスパー』『風の住処 銀河標準時』が代表作として知られている。
メカニックデザイナーとして数々のアニメ作品に参加。『トップをねらえ!』『新世紀エヴァンゲリオン』『ふしぎの海のナディア』『青の6号』『戦闘妖精雪風』『機神大戦ギガンティック・フォーミュラ』などで、印象的なメカのデザインを担当してきた。
TV放送に先駆けて1月から劇場上映がスタートする、カラーとサンライズによるアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』でも、デザインを手がけている
『エヴァANIMA』『偶像戦域』では執筆/監督も
一方で、TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を原作に、最終回から3年後──人類補完計画が発動しなかった世界の3年後──をオリジナルストーリーで描いた小説『エヴァンゲリオンANIMA』では、制作総指揮とイラスト、そして小説執筆も担当した。
また、デザイナーとしての活躍だけでなく、2015年にドワンゴとカラーの共同企画として行われた「日本アニメ(ーター)見本市」では、自ら監督をつとめた短編アニメ『偶像戦域』を制作している。
初の画集『エヴァンゲリオンANIMA 山下いくと画集』には、『偶像戦域』のカラーイラストや設定画など、ファン垂涎のイラストの数々を収録。
TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』が放送30周年を迎えた今だからこそ語れる内容だというインタビューも気になるところ。
多くのアニメファンにとって、一度は目にしたことがあるはずのメカニックデザインを濃密に堪能できる一冊になりそうだ。
『エヴァンゲリオンANIMA 山下いくと画集』収録内容
・エヴァンゲリオンANIMA カラーイラスト
・エヴァンゲリオンANIMA モノクロ設定
・新世紀エヴァンゲリオン カラーイラスト
・オリジナルアニメ『偶像戦域』カラーイラスト&設定画
・山下いくと氏独占ロングインタビュー
関連商品
原作:株式会社カラー
企画・編集:柏原康雄
定価: 3,300円 (本体3,000円+税)
発売日:2025年02月19日
ISBN:9784041158845
関連商品
企画・原案・編集:柏原康雄
原著:カラー
「もしも人類補完計画が発動しなかったら……?」TVアニメ第24話「最後のシ者」から分岐した3年後のifストーリー。電撃ホビーマガジンにて連載された人気小説連載が、長い沈黙を破りついに電子化!
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント