花譜「怪歌(再)」ライブレポ 星街すいせい、可不、廻花との再会で示す“虚構と実存”

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オグマフミヤ

崎山蒼志、ツミキ、星街すいせいも駆けつける豪華コラボ

オーケストラアレンジが加わり荘厳な雰囲気を纏った「夜が降り止む前に」を披露すると、「海に化ける」から「人を気取る」へのメドレーへと繋ぐ。

あなたのいない人生を今も喰らって生きている さよならの味がする

成長と共に深みも増し続ける圧倒的な歌唱力を惜しげもなく披露し、続く「邂逅」ではさらにその殻を何枚も打ち破る絶唱を繰り広げて観測者たちの情緒をかき乱した。

言葉を失い立ち尽くす観測者たちのもとへ再び花譜さんの言葉が降りてくる。そしてスクリーンに雪の降りしきる異界が映し出されると、花譜さんは「花譜 第五形態 雷鳥(改)」へと変身。

そして歌いだしたのはくるりの岸田繁さんと共同制作した「愛のまま」。10代から20代へ向かう心の風景を描いた至極のバラードが満員の会場へ響き渡った。

「花譜 第五形態 雷鳥(改)」

「ここからは、応援に駆けつけてくださったゲストの方と一緒にお届けしたいと思います!」と、ゲストタイムに突入。トップバッターとして登場したのはシンガーソングライター・崎山蒼志さんだ。

共に若き鬼才として世に出た二人がステージに並び立つ様はそれだけで感動的。初披露の新曲「抱きしめて feat. 崎山蒼志」も、二人の個性的な歌声が重なり合い、なんとも心地よい楽曲に仕上がっていた。

花譜さんと崎山蒼志さん

夢のコラボパート、続いてはボカロP・ツミキさんがオンステージ。提供曲である「チューイン・ディスコ」と「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」を繋ぐ豪華メドレーの中で、ギターも弾けばドラムも叩いてコーラスまでこなすツミキさんのスーパープレイヤーっぷりには、凄まじすぎて最早笑うしかない。

誰より音楽を楽しむツミキさんの熱に乗せられて、相乗的に調子を上げる花譜さん。2人のパフォーマンスによって極上のディスコ空間が完成した。

花譜さんとツミキさん

爽やかにステージを去ったツミキさんに続いて呼び込まれたのは、ホロライブ所属のVTuber・星街すいせいさん。

「すいちゃーん!」「花譜ちゃーん!」と呼び合って笑顔を交わす二人の姿に今日一の大熱狂が巻き起こるが、「今日はなんとすいちゃんと一緒に新曲を歌いたいと思います!」との宣言ですぐさま天井を更新。

背中合わせのフォーメーションから披露されたのは「一世風靡 feat. 星街すいせい」。

花譜さんと星街すいせいさん

わたしはわたしじゃない さりとて誰かじゃない そこにいてここにいない 森羅万象を超えてみせるわ

と、歌声をキュートにユニゾンさせつつ、バーチャルシンガーならではの虚構と実存に踏み込む歌詞が心を震わす。爆ポップソングを歌いながら、息ピッタリのダンスも披露して相思相愛天下無双っぷりを見せつけた。

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ライブ情報

花譜 4th ONE-MAN LIVE「怪歌(再)」

開催日
2024年11月3日(日) 16:00 開場 / 17:00 開演
GUEST
ツミキ、崎山蒼志、星街すいせい、Moe Shop
セットリスト
1.青春の温度
2.未観測
3.糸
4.夜が降り止む前に
5.海に化ける~人を気取る(メドレー)
6.邂逅
7.愛のまま
8.抱きしめて feat. 崎山蒼志曲
9.チューイン・ディスコ~トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. ツミキ
10.一世風靡 feat. 星街すいせい
11.KAF DISCOTHEQUE
12.不埒な喝采〜フォニイ feat. 可不(メドレー)
13.notice feat. Moe Shop
14.My Life feat. Moe Shop
15.ゲシュタルト
16.アポカリプスより
17.何者
18.カルぺ・ディエム
19.代替嬉々
20.ターミナル
21.スタンドバイミー
22.テディベア
23.転校生
24.東京、ぼくらは大丈夫かな
25.かいか

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