東宝、新海誠作品を手がけるアニメ制作会社の一部株式を取得

東宝の最新決算ではアニメ事業が業績に大きく貢献

東宝は10月15日に、2025年2月期(2024年3月〜8月)の決算資料を発表。

営業収入は1636億8100万円(同17.2%増)、営業利益は409億1500万円(同33.0%増)で、いずれも過去最高を記録した。

特にTOHO animation作品の『僕のヒーローアカデミア』『ハイキュー!!』『呪術廻戦』『怪獣8号』『SPY×FAMILY』『葬送のフリーレン』などが好調で、アニメ事業が業績に大きく貢献したと説明している。

2022年4月に策定した「TOHO VISION 2032 東宝グループ 経営戦略」では、「アニメーション」と「海外」を成長戦略のキーワードとして掲げている東宝。

前述の通り、海外でも人気の新海誠作品を手がけるコミックス・ウェーブ・フィルムとより深く関係を持つことで、今好調のアニメ事業がさらに期待がかかる。

©2022「すずめの戸締まり」製作委員会

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2016年に『君の名は。』を映画史に残る大ヒットとした新海誠監督の3年ぶりの新作『天気の子』が、快進撃を続けている。7月19日の公開から8週目にあたる9月8日現在で興行収入は120億円を突破。前作の『君の名は。』の250億円に及ばないが、2019年映画興行1位を視野に入れている。 『天気の子』は原作・脚本・監督の新海…

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