Netflix版『百年の孤独』が12月11日(水)に配信されることが決定した。
本作は、コロンビアの小説家であるガブリエル・ガルシア=マルケスさんの代表作の実写版。
8話ごとの2部構成(全16話)。12月11日には第1部が公開される。
文庫版刊行も話題になった世界的ベストセラー『百年の孤独』
『百年の孤独』は、1967年にアルゼンチンのスダメリカナ社から刊行され、現在まで46言語に翻訳されて5000万部を売り上げている世界的ベストセラー。
「魔術的リアリズム」と呼ばれる表現力豊かで饒舌な語り口で、ブエンディア家の7世代にわたる壮大な物語と、舞台である架空の町・マコンドの成立から消失までが描かれる。
なお、ガブリエル・ガルシア=マルケスさんは、本作への評価を主に、1982年ノーベル文学賞を受賞している。
日本では文学者・鼓直さんの翻訳により、日本語版の単行本が1972年に新潮社より刊行。長らくハードカバーしか刊行されていなかったが、新潮文庫から6月26日に文庫版が刊行。文庫化の発表時点で大きな話題になった。
その後、発売前重版が決定。発売日の6月26日には、全国の書店で和書総合ランキング1位を獲得。刊行翌日の6月27日には大部数の重版が決定するなど注目を集めた。
原作者の息子2人がプロデューサーとして映像化に参加
ガブリエル・ガルシア=マルケスさんは2014年に没するまで、映画の時間的制約や、スペイン語以外の言語での表現の難しさから、映像化に積極的ではなかった。
Netflixは、ガブリエル・ガルシア=マルケスさん没後となる2019年に『百年の孤独』の初の映像化を発表。映像化にはガブリエル・ガルシア=マルケスさんの息子2人がプロデューサーとして参画すると明らかにされた。
そして2022年、製作会社としてコロンビアの麻薬カルテルを描くドラマ『ナルコス』を手がけたDynamoの参加が明らかにされ、ティザー映像が公開されていた。
制作陣のコメント「文学と映像作品の違いを意識した」
配信日の発表に際して、Netflixでは制作陣からのコメントを掲載(外部リンク)。
アウレリャノ・ブエンディア大佐を演じたクラウディオ・カタニョさんは「脚本と演出は魔術と人間性、豊穣さと現実感の両方の側面を融合している」と本作を評価。
エピソード1、2、3、7、8を監督したアレックス・ガルシア・ロペスさんは「国際的な格式を持つ作品を創り出すこと」を意図したとコメントしている。
同じくエピソード4、5、6の監督であるローラ・モラさんは「文学と映像作品の違いを意識し、世界に影響を与えた原作の美しさ、詩情、奥深さを映像に込めた」と振り返った。
Netflix版『百年の孤独』シーズン1は12月11日(水)に公開。シーズン2の公開日は後日の発表となる。
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