飼育する熱帯魚やスマホアプリ内の金魚にゲームをプレイさせる配信が人気のYouTubeチャンネル「むてきまるちゃんねる」が8月24日、『ポケットモンスター サファイア』のクリアをXで報告した。
2720時間かけて、作中最強キャラクターであるリーグチャンピオン・ダイゴとのバトルに勝利。見事にゲームをクリアしてみせた。
なお、今回ゲームをクリアしたのは、スマホアプリ「RYUKIN」内で生み出された3DCGの金魚となる……とは、いったいどういうことなのか?
熱帯魚の動きがゲームに反映 魚がゲームをプレイする唯一無二の配信
「むてきまるちゃんねる」は、2020年5月から活動しているYouTubeチャンネル。チャンネル登録者数は10.3万人。
水槽で泳ぐ熱帯魚の動きに合わせて、ゲーム内のコマンドを操作するプログラムをチャンネル運営者が開発。
画面に方向キーやボタンを配置した盤面を設定し、その空間を熱帯魚が漂うことで該当のボタンが押され、ゲームが進められるという仕組みだ。
「むてきまるちゃんねる」では、こうした熱帯魚の自由気ままなかつランダムな動きをゲームプレイに反映させる唯一無二のゲーム配信を行ってきた。
ゲームの進捗は魚の動き次第 過去には『ポケモン』の複数タイトルをクリア
熱帯魚の動きが予測不可能なため、当然ゲーム内の動きも不規則かつ一般的な動きとはかけ離れたものとなる。
先には行けない壁の前で永遠と直進を試みたり、あと一撃で倒せるバトルの場面でなかなか攻撃をしないなど、次に何が起こるかわからない配信で人気を集めてきた。
これまでの配信では、『ポケットモンスター リーフグリーン』『ポケットモンスター エメラルド 』など、複数のゲームをクリアしている。
スマホアプリ『RYUKIN』の金魚でポケモンバトルに勝利
なお、以前はチャンネルの運営者が実際に飼育している熱帯魚がプレイしていたが、熱帯魚の体調を考慮して現在は企画を中断。
本物の熱帯魚の代わりに、非常にリアルな金魚と触れ合えるスマホアプリ『RYUKIN』を、開発者の許諾を得て配信に使用している。
今回『ポケットモンスター サファイア』をクリアしたのは、この「RYUKIN」内の金魚だ。
対決でプレイヤーである金魚は、ダイゴとの一進一退の攻防を展開。相手のポケモン・メタグロスを追い込むと、最終局面で金魚はバクオングを戦闘へ。
体力を回復されてしまうものの、ゆらゆらとコマンドが表示された画面内を漂うと、最終的に「オーバーヒート」を選択。わざの効果は抜群で、メタグロスは一撃でノックアウト。見事、チャンピオン・ダイゴとの対決に勝利した金魚は、殿堂入りを果たしたのだった。
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