登録者数1200万人超の米YouTuberが「初音ミク」愛を告白で話題に

登録者数1200万人超の米YouTuberが「初音ミク」愛を告白で話題に
登録者数1200万人超の米YouTuberが「初音ミク」愛を告白で話題に

Jaidenさんが描いた初音ミク/画像は動画「My Obsession with Hatsune Miku」のスクリーンショット

アメリカの人気YouTuber・Jaiden Animationsが、「My Obsession with Hatsune Miku(和訳:初音ミクへの執着)」と題した動画を5月4日に公開した。

Jaidenさんは、YouTubeチャンネル登録者数1260万人を誇るYouTuber。自身で制作するショートアニメーションを投稿している。該当動画は、5月8日時点で300万回再生を突破した。

My Obsession with Hatsune Miku

動画の中で、Jaidenさんは、高校時代にVOCALOID(ボーカロイド)の人気キャラクター・初音ミクが大好きだったことを告白。

その熱が再燃し、2023年夏に開催された3DCGライブ&企画展「マジカルミライ 2023」に参加したことを明かした。

アメリカの人気アニメ系YouTuber「Jaiden Animations」とは?

Jaidenさんは、2014年から活動している女性YouTuber。自身に起きたできごとなど(近年はゲームに関するものが多い)をアニメ化し、YouTubeで発表している。

2020年には、米最大級の動画アワード「Streamy Awards」のAnimated部門を受賞している。

9000万回以上再生されているJaiden Animationsさんの動画

Jaiden、高校で初音ミクをプレゼンするほどに熱狂

今回の動画によれば、Jaidenさんが初音ミクを好きになったキッカケは覚えていないとのこと(「おそらく、ある日YouTubeを見ていて彼女の人気な曲を偶然見つけたのだろう」と語っている)。

高校生だった当時、学校の課題でプレゼンテーションを行った際、初音ミクにかこつけて発表テーマを選んだほどに熱狂していたそうだ。

しかし、内気なアート好きのティーンエイジャーだったというJaidenさんにとって、「とても奇妙でオタク的だと思われていたことについて話すことは大胆な選択」であり、プレゼンを行ったことを後悔するように。

それをキッカケに、初音ミクから距離を置くようになってしまったという(動画中でJaidenさんは、「ごめん、ミク、私は弱かったんだ」と、自意識過剰だった過去を回顧している)

初音ミク愛が再燃 自作プレイリストも公開

しかし数年が経ち、ふとしたことをキッカケにJaidenさんの初音ミク愛が再燃。「何年も前に恐れから置き去りにすることを選んだ音楽を探求し、どんどんのめり込んでいた」という。

動画には3DCGライブ「マジカルミライ」の参加レポートも/画像は動画「My Obsession with Hatsune Miku」のスクリーンショット

現在では、車に乗っているときも仕事中もゲームをしながらでも、初音ミクの曲を聴いており、初音ミクのフィギュアを飾るためにオフィスに特注の棚をつくったとのこと。

Jaidenさんは動画中で、「おいおい、ミクにハマるというのは諸刃の剣だよ、ファン層は常に餌付けされ続けるんだから。新しいミク、新しいミク、豪華なフィギュアが毎月のように発売される」と、冗談混じりに語っていた。



なお、Jaidenさんは、今回の動画をきっかけに初音ミクの曲を聴いてみたい視聴者向けに、Spotifyの自作プレイリスト(全175曲)も併せて公開。

ボカロP・きくおさんの「あなぐらぐらし」や、ツミキさんの「カルチャ」、DECO*27さん・ピノキオピーさんの「デビルじゃないもん」などが選曲されている。

この記事どう思う?

この記事どう思う?

世界に広がるボカロ文化を知る

なぜ椎名もた「少女A」は世界的ボカロ曲になったのか? 発端は海外発の二次創作.png

なぜ椎名もた「少女A」は世界的ボカロ曲になったのか? 発端は海外発の二次創作

『平成のヒット曲』(新潮社)、『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)、『初音ミクはなぜ世界を変えたのか』(太田出版)などの著書で知られる音楽ジャーナリスト・柴那典さんによる寄稿。 “ぽわぽわP”ことボカロP・椎名もたさんの楽曲「少女A」が、海外で異例のヒットを記録している。 「少女A」は…

kai-you.net

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。