KADOKAWAとアークライト、両社のコメント
株式会社アークライト 代表取締役社長 福本皇祐
「アークライトはTCG、BDG、テーブルトークRPG(TRPG)とデジタル全盛の時代に敢えてアナログゲームのみを事業としてまいりました。それはアナログゲームこそが現代社会で求められている人と人のコミュニケーションツールとして最適であるという信念によるものでした。アナログゲームは、ここ数年日本においての認知も進み世の中に広まってまいりましたが、この業界の更なる飛躍のためには海外への進出、IPとの連動が必要だと考えてきました。将来ビジョンについてKADOKAWAと意見交換をする中で、同社と一緒ならば事業をより強力かつ迅速に成長できると確信し、今回の発表になりました。今後は同社との連携、シナジー効果を利用してアナログゲーム業界のより一層の発展を目指してまいりますので、引き続きのご支援をお願い申し上げます」
株式会社KADOKAWA 執行役 Chief Publishing Officer 青柳昌行
「KADOKAWAは1989年の『ソード・ワールドRPG』の発売以来、アナログゲーム事業に取り組んでおります。それは単純にゲーム開発としての取り組みではなく、ゲームをIPの源泉ともとらえ、そこから数多くの魅力的なキャラクターやストーリーを生み出してきました。いまや多くの読者を持つライトノベルもアナログゲームからの派生ともいえるものです。今回、長年にわたって共同事業を続けてきたアークライトをグループに迎えることで、アナログゲーム開発事業を加速させるとともに、ゲームマーケットでの新人クリエイター発掘、海外ゲームマーケットとの連動で国産アナログゲームを広く世界に展開していくことを目指してまいります」
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