QuizKnockも驚く、ハイレベルな知の戦い
予選3rdラウンドは「早押しクイズ」。これまでのラウンドの成績のもとにブロックを2つにわけ、それぞれ早押しボードクイズを各10問ずつ行った。
早押しボタンには、QuizKnockでお馴染み早稲田式早押し機が使用された
今回の「クイズ20」は、“クイズ初心者の皆さまのご参加も歓迎(外部リンク)”ということもありエンタメ色が強めな大会だったのだが、反して出場者たちの早押しがとにかく早い。
鶴崎修功さんも「めちゃくちゃ(押しが)早かったですし、めちゃくちゃ正解できているんですよね」と驚くほど、ハイレベルな知の戦いが繰り広げられていた。
決勝ラウンド進出のボーダーラインに2チーム並び、その切符をかけた近似値クイズも出題された。
決勝ラウンドへの切符を巡るドラマも挟み、ついに大会は最終盤となる「早押しクイズ」へ。王座に手をかけたのは、「サンタクロース」「個人参加C」「ゲンローズ」の3チームだ。
各チーム1人1つ早押しボタンを持ち、2回正解したらその人は勝ち抜け。最初にチーム全員が勝ち抜けたら優勝(誤答したらチーム全員が2問休み)というルールで行われた。
先ほどまでの早押しボードクイズとは打って変わり、誤答のリスクもある。誰もボタンを押さずクイズが流れる場面も。
全チーム残りひとりが勝ち抜ければ優勝できる、まさしくデッドヒートの中、激戦を制したのは「個人参加C」だった。
「ストレス軽減などに効果がある、γ-アミノ酪酸…」というクイズに「GABA」と答え、優勝を決めた瞬間の個人参加Cチーム
優勝を決めた個人参加Cチームのメンバーは、クイズ初心者だったとのこと。
「個人参加C」には、伊沢拓司さんから優勝パネル、そして味の素株式会社から味の素グッズの詰め合わせが贈られた。
伊沢拓司さんの「全問正解できた人はいないと思うので、きっと学びもいっぱいあったと思います(中略)ぜひ自分の中にある食に関する知識だったり体験、それを再発見して、それを思い出しながら帰っていただければ」という言葉で締められ、盛大な拍手に包まれる中、「クイズ20」は幕を閉じた。
出場者たちに言葉を贈る伊沢拓司さん
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