Twitchでより稼げるように 収益化基準の引き下げ、年間上限の撤廃を発表

Twitchでより稼げるように 収益化基準の引き下げ、年間上限の撤廃を発表
Twitchでより稼げるように 収益化基準の引き下げ、年間上限の撤廃を発表

Twitch/画像は公式サイトから

配信コミュニティサイト・Twitchが、ストリーマーの収益に関するアップデートを発表した。主な変更点は以下の3点となる。

・パートナープラスプログラムが拡大
・70/30の純収益配分の受け取りの上限(10万ドル)を撤廃
・Prime Gamingサブスクの支払いモデルを変更。各国や地域のレートを固定

従来の3倍のストリーマーの純収益配分が増加

パートナープラスプログラムは、2023年から開始された収益化支援の取り組み。資格基準を満たしたストリーマーは、サブスク純収益配分の70%(70/30)を受け取ることができる。

Twitchは今回このプログラムの新しいレベル(資格基準)を追加し、5月1日(水)より資格基準を引き下げることを決定。

3ヶ月に渡って100プラスポイントを維持したストリーマーは、有料サブスクおよびサブスクギフトにおいて、60%(60/40)の純収益配分を受ける資格が得られることになった(プラスポイントの詳細)。

70%の純収益配分を得るために必要なプラスポイントの基準値を350から300に引き下げ。さらに、Twitchアフィリエイトに参加しているストリーマーもパートナープラスプログラムの対象になることが決定した。

Twitchはこれらの変更により、「合計すると3倍の数のストリーマーがプレミアムな純収益配分率を利用可能になります」と説明している(外部リンク)。

なお、これらの変更に伴い、5月からパートナープラスプログラムの名称はプラスプログラムに変更となる。

年間収益10万ドルの上限を撤廃

純収益配分の70%を受け取り、かつ10万ドル以上を稼ぐストリーマーに設定されていた受け取りの上限が撤廃された。

これまでは年間の収益が10万米ドルを超えると、純収益配分が50%(50/50)に下げられる仕組みになっていたが、今回の発表と共に上限が撤廃。今後は70%のままとなる。

また、2024年6月3日(月)より、Amazonとの共同サービス・Prime Gamingを使用したサブスクの支払いが各国の固定レートで行われる。各国のレートはTwitchのヘルプページで確認できる。なお、このレートは毎年必要に応じて更新・公開されていく。

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