配信者たちがつくるメタバース「ストグラ」解説 1周年迎え“大物声優“も参戦

配信者たちがつくるメタバース「ストグラ」解説 1周年迎え“大物声優“も参戦
配信者たちがつくるメタバース「ストグラ」解説 1周年迎え“大物声優“も参戦

1周年を迎えた「ストグラ」/画像は公式X(旧ツイッター)から

ゲーム『グランド・セフト・オート5』のオンラインモード「GTA Online」の特設サーバーで運営されている企画「ストリートグラフィティ ロールプレイ(ストグラ)」が話題を集めています。

同企画は、公式で「仮想都市”ロスサントス”で自分の分身となるキャラで第二の人生を生きる、メタバース ✕ ロールプレイ の新感覚コンテンツ」と説明されている通り、ロールプレイを重視した企画。

多くのストリーマー、実況者、VTuberたちが、架空の街で生活しており、日々ドラマが生まれています。

8月28日に1周年を迎え、さらに盛り上がる「ストグラ」の見どころを紹介します。

ストリーマー・VTuberたちが協力してつくり上げる「ストグラ」の世界

公式が投稿している、街のトピックを集めた動画
「ストグラ」は、ストリーマーのしょぼすけさんが主催する企画。2022年8月28日にスタートしました。

舞台となる特設サーバーは、有志が制作したMOD(改変データ)によってカスタマイズされていて、リアルタイムで開発が進められています。

街の運営自体も有志によって行われており、参加者から選出された市議会議員たちの会議で、街のルールや新規施策が決められています。

豊富な職業から生まれるドラマが魅力

ストグラを彩る重要な要素が、20種類を超える豊富な職業です。

例えば、警察官であれば、犯罪現場に残った血痕からその場にいた人物を洗い出したり、車のメカニックであれば、各部品の交換から塗装までいじることができたりと、その職業のリアルな体験が追求されています。
警察官になるには面接を経る必要がある
アウトローの生活を体験する側面の強い『GTA5』本編よりも、他の市民との交流、もう一つの世界(メタバース)での生活が重視されていると言えるでしょう。

救急隊が事故現場に駆けつけたことから新たな出会いが生まれたり、昨日まで一緒に警察として働いていた同僚がギャングに転身したりと、職業を通して街の各所でドラマが生み出されていくのが、ストグラの大きな魅力の1つです。

「スト鯖GTA」をきっかけに参加者も増加

ストグラには、ストリーマー、実況者、VTuberなど、200名を超えるプレイヤーが参加中。

公式からは、たとえ犯罪に手を染めても、あくまでそれはキャラクターとしてのロールプレイであり、ゲーム内の行動はプレイヤー本人と切り離して考えることが推奨されています。

とはいえ、配信を追っていて「この人ってあの配信者のキャラクターだったんだ!」という驚きがあるのも、ストグラの魅力。

ゲームコミュニティ・Vaultroomが主催した「GTA Online」のイベント「VCR GTA(スト鯖GTA)」をきっかけに、ストリーマーのSHAKAさんやけんきさん、VTuberのローレン・イロアスさんなど新たなプレイヤーたちが参戦。

さらに、9月14日には人気声優の中村悠一さんが市民「ネズ」として参加を発表するなど、さらなる盛り上がりを見せています。

運営が公開する秘蔵コンテンツも

8月28日の1周年を記念して、公式X(旧ツイッター)には、参加プレイヤーへのインタビューや人気投票の結果などが投稿されています。

その他、ファン同士の交流の場として公式Discordサーバーが用意。より深く楽しみたい視聴者に向けては、サーバーの運営費などを集めるためのpixivFANBOXに、参加者たちによるラジオや開発の進捗状況が公開されています。
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